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シニア婚活後の結婚生活でスキンシップは大切か~60代ご夫婦のケースをご紹介

こんにちは、東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

今回は、50代・60代の独身女性が知りたい、『熟年結婚後のスキンシップ』がテーマです。

  • 婚活の末、成婚退会したシニア世代の夫婦は、どんなふうにスキンシップを取り合っているのか?
  • そもそもどの程度のスキンシップなのか?
  • スキンシップは不可避なのか?ない夫婦もいるのか?

など、シニア世代の性事情にも触れつつ、これから結婚相談所で婚活をご検討されている方にとっては、結婚したいものの「実際はどうなのか」と心配されている女性もおられると思いますので、ぜひご参考にお読みくださいますと幸いです。

結論を先にお伝えすると、熟年結婚後の大きな意味で、スキンシップは大切なものですが、必ずしも性交渉や、性的な意味での体のふれあいがあるわけではないため、『熟年結婚する=そうしないといけないと』と、ご負担に思わないでいただきたいです。それが理由で、婚活を躊躇して悩まれる必要はございません。

また、何事も一方が不満を抱えながらの結婚生活は、お互いに不幸です。そんな時に、パートナーの気持ちを尊重し、譲り合う努力も大切です。

性交渉がなくてもスキンシップは大切

結婚相談所を成婚退会して、熟年結婚されたご夫婦は、SEX自体は無くとも、スキンシップは大切に考えていらっしゃいます。具体的には、手を繋ぐ、ハグをするなど、ライトなふれあいから、お風呂に入りたい、胸を触りたい、キスをしたいなどです。

男性も年齢的に、性行為自体に興味もなくなり、60歳前後の男性から「自分の年齢で結婚したら、まだそういう事(SEX)はあるものなの?」と言われる事もあります。そんな男性でも腕を組んだり、手を繋ぐなどのスキンシップは、夫婦ならば自然な事と考えていたり、あるいは、「性欲もないから、体のふれあいも自然と気にしなくなった」なんて方もいらっしゃいます。

以前のブログで『性生活』については取り上げましたが、今回のテーマはスキンシップなので、そちらについては、下記記事をご参照ください。

婚活後に結婚された熟年夫婦のスキンシップ

67歳で再婚した女性:晴美様(仮名)のケース、初婚の72歳の男性と成婚退会され、約2年になります。

晴美さまは、以前の結婚生活では、元夫とライトなスキンシップでさえも『したい』という気持ちが全く無かったそうです。それが、熟年再婚してからは、手をつないだり、ハグをしたり、体のふれあいを大切に感じるように、気持ちが変化したとのことでした。

一方で、初婚である夫は、もともと女性とのふれあいとは縁遠い生活をしていたので、妻がそこに不満を持っているとは、考えもつかなかったようです。

「海外では普通に手をつないだり、スキンシップを大切にしているし、私が変なの?他の熟年結婚した夫婦は、どうしているんだろう?」と感じたそうです。

なんとも幸せなお悩みに感じてしまいましたが、夫が淡泊な方なら、妻からスキンシップしたら良いし、拒絶されているわけでもありません。夫としては、ただ仲良く穏やかに暮らしたいし、妻に不満げな顔をしてほしくないという思いです。

「あなたが好きだから、仲良くしたいし、シニアといえど新婚さんだから」と、こんなふうに面と向かって、人前でも素直に言われて、嬉しくない男性はいないはずです。こちらのご夫婦は、話し合いで一件落着となりましたが、結婚生活がうまくいくための大切な話し合いも、このように解決していく姿勢が大切です。またスキンシップしていく中で、お互いの体調の変化に気付くことができるメリットもあります。

スキンシップがなくとも結婚生活が成立するケースも

一方で、体のふれあいがなくても、話し相手・食事相手として、お互いが心地よく暮らせれば、熟年世代の結婚生活は成立します。寝室も別々の同居人のような感覚で、家庭内別居にイメージされるような不仲な状態でもありません。

まとめ

そもそも少しでも触れることさえ、嫌悪感を感じるお相手とは結婚されないでしょうけれど、パートナーがそれを求めているのであれば、少しずつ、さりげないスキンシップに応えてあげる努力も必要です。大切なのは、お互いが居心地よく仲良く生活していけることで、そんな努力の積み重ねが円満の秘訣です。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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