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【特徴4選】結婚相談所のアドバイザー泣かせな問題会員と仲人の正しい使い方について

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。

結婚相談所をお乗り換えしてこられるお客様や、過去に結婚相談所で活動経験があったお客様の中には、

「アドバイザー(仲人)との相性が合わず、活動しづらくなってしまった」

このような理由を言われる事があります。確かに、結婚相談所の活動は、マッチングアプリやお見合いパーティーと異なり、入会~成婚まで仲人と一緒に婚活を進めていくものです。

様々なお困りごとに対するご相談など、アナログなサポートが必要な方であればあるほど、アドバイザーとの関係性や相性も大切になってきます。

結婚相談所側に問題がある場合もありますが、ご本人が仲人との距離感や付き合い方を間違えてしまうと、ご自身の婚活自体にも良くない影響が出てしまうので、『正しい仲人の使い方』を知ることも大切でもあります。

会員様に接する婚活アドバイザーの本音

完全に私、立花のアドバイザーとしての主観でお届けしますが、おそらく結婚相談所で仲介業をされている方は頷いていただけると思います。

  1. マッチングアプリやお見合いパーティーなどの婚活方法を利用している人よりもずっと、真剣な気持ちで活動しているのは事実。
  2. 優良会員と問題会員はいる。
  3. 問題会員は、自覚がない事が多く、成婚も見えにくい。途中退会も多い。

本記事をご覧いただいている方が気になるのは、②と③の部分だと思いますので、詳しく解説していきます。

優良会員と問題会員とは?

自社・他社関係なく、大半の会員様は、真剣な気持ちで一生懸命活動に取り組んでくださっていますし、良い会員様であるといえます。しかし結婚相談所によっては、指導やサポートが行き届いていないのか、あるいはその会員の方自体がルールやマナーを軽視しているのか、会員の質が悪いところもあります。

私はよく美容クリニックの動画を観るのですが、「修正の希望でお越しになる患者様が、施術を受けたクリニックは、大体決まって同じ名前のクリニック・・・」云々のトークについ頷いてしまいます。結婚相談所にも、「ここはルールやマナーを軽視している会員さんが多いな・・・」と感じる報告が重なる相談所があるからです。

活動中にそういう人にあたってしまった時は、過剰に落ち込まず、引きずらず、気持ちの切り替えをしていきましょう。

では、アドバイザーにとっての問題会員とは、どういう人かというと「仕事がやりづらい会員」であると言えます。業務に支障が出てしまうので、結果として、その人がご自分の婚活が上手くいかない状況を作ってしまっているという事になります。

では、私共が困ってしまう、問題会員というのは、具体的に何を指すでしょうか。

アドバイザー泣かせな会員の特徴

結婚相談所では、ご入会前にカウンセリングをするので、最初から横柄で良識のない振舞いをするような人やコミュニケーションが難しい人などは、予めふるいにかける事ができます。入会をお断りする人以外で、いわゆるアドバイザー泣かせな会員の特徴をあげていきます。

これは、結婚相談所で婚活をしても良い結果が出にくいタイプともいえます。

①精神的に不安定な人

アドバイザーとしては、「こんな時にどうしたらいいかな」と相談していただき解決できる関係性は理想的です。「こんな事まで相談して迷惑じゃないか」と遠慮してしまうよりも、頼っていただき、正しい方向をアドバイスすることで、その方自身の婚活力の成長にも繋がります。

しかしながら、自分の感情のコントロールができないような、メンタルが不安定な方は、アドバイザーにも負担をかけてしまいます。

特に、一人暮らしで仕事をしていないシニア世代の方は、社会性が薄れ、人との関わり方が常識と外れてしまう傾向があります。婚活とは直接関係ない相談や、営業時間おかまいなしの早朝・深夜の電話や長すぎる電話など、相手の立場に立って配慮できなくなってしまうのです。

こういうタイプの方は、交際相手にもご迷惑をおかけしてしまいます。アドバイザーと同じように交際相手に依存してしまうからです。

②アドバイザーと良好な関係性を築けない人

こちらは①にも付随するのですが、結婚相談所の婚活は、アドバイザーに嫌われたら、はっきり言って終わりです。アドバイザーもプロですから、「好き・嫌い」の次元で仕事をしてはいませんが、良好な関係を築くことがその方の婚活のプラスになります。

ブライダルゼルムを途中退会して、他社の結婚相談所へ移籍された元会員様について、現在の担当者から「あの方は精神病か何かなのでしょうか。泣き叫んできたり、情緒が不安定で困っているんですが・・・何かご存知ですか?」とご相談をいただいたことがあります。私が担当していた時は、実は豹変系であるという事を何となく分かっていたので、そのような事はありませんでしたが、その担当者の方からしてみたら、問題会員になってしまっていました。

また、反対に他社から弊社へお乗り換えされた会員様について、元いた結婚相談所の担当者から、「あの人は二面性があって、キレるとものすごい暴言が出る人だから気を付けて」と助言をいただいた事もありました。活動中に担当者に対してそのような事はありませんでしたが、交際相手と大喧嘩してしまった事はあったようです。

結婚相談所の乗り換えや掛け持ちは珍しいことではありませんし、上記に挙げた例は、いずれもそれほどまでの問題会員であったレアケースですが、良好な関係を築いて、二人三脚で婚活をしていけないと、それが不利益に繋がる、というところまで想像してほしいのです。

③アドバイスを聞かない

婚活がうまくいくために必要なアドバイスをしても、アドバイスにキレてしまう・素直に聞く事ができない・自分の考えを曲げない・響かない・・・このような調子だと、経験値が上がらないまま自己流婚活を続けていく事になってしまいます。

婚活では、納得いかない事も試してみる勇気や、今までの自分だったらしなかった事をやってみる勇気を持つことが大切です。アドバイザーはそれを頑張っていこうと促す存在でもあります。

婚活は、アドバイスをいかに活動に再現できるかが鍵ですが、「そこまでしたくない」・「自分にはできない」と、そこに理屈ではない感情が入ってしまうので、難しいものなのです。

④同じアドバイスばかりしている

何度も同じアドバイスをされている人=改善点を指摘しても努力が見られない人は、アドバイザーとしても困ってしまいます。

例えば、

  • お見合いの遅刻常習犯
  • お見合いの日程をいつもピンポイントで出してくる
  • お相手に対して、お見合い場所の配慮が足りない(例:千葉県在住の相手に横浜でのお見合いを指定する等)

こういった根本的な事でも、何度も繰り返ししてしまう人は、結局お相手の立場に立って思いやることが出来ないので、一事が万事となり婚活が長引いてしまいます。

アドバイザーの正しい使い方

まとめると、アドバイザー泣かせの会員というのは、自信を持っておすすめできなくなってしまうような部分を見すぎている人の事です。アドバイザーも人ですから、一生懸命頑張っている方は応援したいですし、当然、力も入ります。

お相手探しのシステム自体が整い、便利な時代になっても、結婚相談所は、会員様と仲人と二人三脚で結婚を手作りしていく場所である事は変わりません。またシニア世代の方の場合は特に、手をかけてご縁を作り上げていく事が大切です。

結婚相談所で活動する際は、アドバイザーに自分の良い面・素敵なところを見せていく意識を持つようにしましょう。もちろん弱音や愚痴を言いたい時もあるでしょうし、アドバイザーも温かく受け止めて、励まし、やる気を促してくれる筈です。婚活が長引くのは苦しい事ですから、一日も早く良いご縁を掴むためにの心がけとして、今日から実践してみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

ブライダルゼルムで婚活をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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