こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。
いつもお見合いお相手のことを好きになれず、真剣にお付き合いしたいと思える方といまだに出会えていません。
結婚相談所の婚活が長引いている女性の多くが、「お見合い相手にときめかない」事にお悩みです。たまにときめく相手と出会えても、男性からお断りされてしまったり、恋愛したい相手とうまくいかないから、婚活が成功しないと悩んでいらっしゃいます。
お見合いも恋愛結婚だと、本ブログでも昔からお伝えしていますが、このようにお悩みの女性と、婚活が長引いている女性は、何が違うのでしょう。
理想が高すぎる?自己評価が高い?
今回のテーマは「お見合いで出会った人を好きになれない方」向けのブログになります。
「恋愛」と「結婚」は違う
結論から言うと、結婚できる男性と恋愛していないから、婚活が成功せず、お相手探しに時間をかけてしまっているだけです。普通の恋愛とは違う、婚活だからこそ、この違いを理解する必要があります。
元彼や元夫のスペックや、自分の経歴から、「私にはこれくらいのレベルの男性が妥当」と考えていても、それは理想的な恋人の条件で、相性が悪い男性もいるでしょう。
恋人として重要視してきたことは、結婚相手にはまったくこだわる必要のない事だったということです。
初婚女性はときめきを重視しすぎる
ご成婚カップルのお話を聞くと、女性はお相手男性と初対面のお見合いの際に、最初からときめいたり、ビビビ!ってきたという方は、ほとんどいません。
脳科学者の中野信子先生によると、この『ときめき』の正体は、快楽や快感をもたらす脳内物質である『ドーパミン』。視覚や言葉などによって異性からの刺激を受け取ると、脳の報酬系と呼ばれる部分を中心にドーパミンが放出され、ときめきを感じるという仕組みです。
そして、年齢と共にときめき成分は減少してしまうそうです。
「ときめきのもとであるドーパミンなどの脳内物質は、加齢とともに分泌が減少します。また、ドーパミンをつくる神経細胞(ドーパミンニューロン)も、10歳年を取るごとに平均10%程度が死んでしまうとされています。そのため、年齢を重ねれば重ねるほど、ときめきを感じる機会は減っていくといえるでしょう」
引用:脳科学が明かす「ときめき」の正体
お見合い相手にときめきを求めすぎているというのは、初婚の女性の方に多い傾向です。ご成婚カップルによると、お見合い婚は出会いでときめくのではなく、「出会って一緒になってからがときめきの連続」だそうです。なんだかすごく素敵!
婚活した末に、お互い出会えたことに日々感謝しながら、大切に思い合って生活できますし、恋愛結婚よりお見合い結婚の方が離婚率が低いのも納得です。結婚情報サービス業界では、恋愛結婚での離婚率は40%、お見合い結婚では10%と言われています。
『出会い→恋に落ちる→愛を育む→結婚』
ではなく、
『結婚したい・家庭を持ちたい→婚活する→出会う→交際→結婚』
なんですね。
恋愛結婚はお互いの『好き』がMAXの状態が結婚という人生の選択に結びつく一方で、お見合い結婚は、結婚後も気持ちを育てていけるように感じます。信頼や感謝の気持ちによって、愛情が日々更新されるって素敵です。
「婚活して結婚する」という覚悟がない
婚活は、切実に結婚したい方ほど、長引けば長引くほど苦しいです。
お見合いやデートを義務的に感じてしまっていたり、ご自身が結婚したいという目標を明確に持てずに行動されているタイプは、「お見合い相手を好きになれない」と悩む方が多いです。
そういうぼんやりとしたモチベーションの場合、お見合い相手に対して、加点方式じゃなく減点方式でついついお相手を判断しがちです。
「私は絶対に結婚したい。そのために結婚相談所に入って、ここに登録してる方の中で結婚できそうな人と恋愛するんだ」
という覚悟が大切です。
- 仕事が忙しくて婚活どころじゃない
- 暑いから・寒いから
- 今そういう気分じゃない。
なんだかんだ理由をつけて、婚活から逃げている方は、結婚する! という覚悟が足りないのでは・・・?
本当は結婚したいと内心思っていても、めんどくさいという感情が前に出てしまううちは、優先順位が低いのかもしれません。
まとめ
恋人としての相性と、結婚相手としての相性が違う事は多々あります。その関係を維持していく努力の仕方もまったく異なります。
結婚相談所で出会ったお相手を好きになれない原因は、お相手にあるのではなく、ご自分自身の気持ちの問題であることが多いです。結婚相談所ブライダルゼルムでは、そんな会員様が、いつでも結婚できる準備のお手伝いも、成婚までのプロセスとしてご用意しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。