こんにちは、東京・銀座の結婚相談所・婚活パーティー主催Bゼルムの婚活アドバイザー松田です。
渋谷から新宿へ移転、現在は銀座へサロンをかまえて26年目になりました。

結婚しない娘を心配する母親
先日、60代の女性をカウンセリングした折のお話です。
「36歳になる娘がいるのですが、もういい年齢なのに一向に結婚する気がなく、これ以上、娘が結婚するのを待っていても、いつになるかわからないし、自分自身が年を取るだけなので、娘より先に自分の婚活をすることにしました。」と。
統計によると30代女性は4人に一人が未婚だそうです
私の若いころは、25歳過ぎれば「行き遅れ」「行かず後家」などといわれた時代でしたが、今は初婚の年齢も上がり、35歳過ぎて独身だとしても別に珍しい・恥ずかしいということもありません。
20代からのスキルを積み上げ、仕事もそれなりに評価され、責任ある立場になり、経済的にもひとりで生きていけると自信を持つのもこの頃ですね。そんな時に、いくら親が結婚、結婚と言っても、かえってうっとうしく思われ、ほっといてって気分になってしまいます。
好きになれる人と出会ってないだけ
でも、30代という年齢は、女性として一番気持ちが揺れ動く年代なんですね。例えば、友達の結婚式に出席したり、同級会で、もう2,3人のお子さんを持つ、いわゆるママ友たちの話についていけなかったりと、周りでお一人様は自分だけになって、少し孤独を感じることもあります。
それでも、美容にもお金を掛け、どの同級生よりも若々しくきれいでいる自分は、「結婚できないのじゃなく、結婚しないんだ。結婚のメリットがよくわからない」などと少し強がってみたり。
でも、娘さんは決して結婚をしたくないわけじゃないんですよね。ただ好きになれる人と出会ってないだけなのです。ただし、女性は残念ながら、出産年齢というタイムリミットがあります。40歳を目前にするとまた少し考え方も必ず変わってきます。40歳前後のご入会が多いのもそういうことだと思います。
今はいくつになっても婚活できる幸せな時代です
話がそれましたが、人生の選択肢はいくつもあります。30代は一生懸命仕事に打ち込んで、40代で結婚、子供を待たないで自分の人生を楽しむ。今はいくつになっても婚活できる幸せな時代になりました。母親として娘の結婚は心配なことではありますが、先に自分の婚活という選択というのは正しい選択だと思います。
母として女性として良きパートナーに巡り合って、自分自身が幸せに暮らすことで、娘さんも安心できるでしょうし、逆に娘さんがホッとされるかもしれません。
母娘親子で結婚相談所で婚活されて、母親が先に成婚された例もあります。逆にいうと残された時間を考えると、頑張らなければいけないのは母親の方ですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。