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死別経験のあるシニアが傷つく言葉~お見合いや婚活パーティーで避けるべきNGな質問

こんにちは、東京・銀座で27年目、ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。

これから予定しているお見合いや、カップリングパーティーで出会うお相手が、もし死別をご経験された方だった場合に、ぜひお読みいただきたい記事になっています。

ご本人は会話の流れで何気なく言ったつもりでも、妻や夫を亡くして新たなパーティーを探していらっしゃる方を傷つけてしまう言葉があります。 また、死別を経験された方ご自身も、予め「このように言われる事もある」と想定しておくと、ショックを少なくできたり、不愉快な思いをせずに済むかと思います。

①死別した『時期』を受けてのなにげない一言

お見合いや、パーティーで出会ったお相手が死別経験者でしたら、「いつ亡くなったのか?」は、当然気になるところです。

それに対する返答が、質問者が思ったより早かった場合、

  • 「それでもう相手探しなんて、早いんじゃない?」
  • 「薄情じゃない?」

婚活している事自体、亡くなったパートナーに対して罪悪感を抱えながら、複雑な思いで勇気を出して行動していらっしゃる方が大半なだけに、死別した時期を受けてのこのような質問が、最も傷つくことです。

例えば、30代の時に夫の死別した女性が、60歳になって婚活をするのと、60歳の男性が死別して3年以内に婚活するのでは、死別の傷や時間の流れに対する焦りも違うものです。50代・60代で死別した場合、ご年齢的な事もあり、早く行動した方が良い面もあります。

様々な心の葛藤がある中で、気持ちを整理して、一歩を踏み出した事を否定されていると思われてしまうような、先入観のある発言は、やめましょう。

②亡くなった理由

「病気?」・「事故?」と何で死別したかを聞くのも、デリカシーに欠ける言葉です。

死別された方は、ご自分からは無意識に、亡くした夫や妻の話題をしてしまう癖はあっても、他人に根掘り葉掘り質問され、強制的にその話題をしなければならない状況を嫌がります。

ブライダルゼルムにカウンセリングにいらっしゃる50代や60代のお客様から、死別して1年や2年と伺った際に、「勇気を出して、ここ(ブライダルゼルム)までこられたんですね」とお話すると、その場で泣き崩れてしまう方もいらっしゃいます。

まとめ

婚活相手が死別経験がある方だった場合、お相手が傷ついてしまうNGな質問についてお話しました。

『死別』にフォーカスせず、プロフィールの他の部分で共通点や広げていけそうな話題を見つけることをおすすめします。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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