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お見合いパーティーに参加の70代男性~結婚相談所の婚活に関するお悩み相談

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。

今日のブログは、「婚活中だけど結婚相談所に入るほどではない」と思われている70代の男性向けの記事です。

先日、ブライダルゼルムのお見合いパーティーに時々ご参加くださる、70歳男性のお客様と電話でお話しました。まず70歳男性(千葉県在住)についてのご紹介です(※少しアレンジしています)。

  • 元大手企業勤務、定年退職して今は週3回午前中だけアルバイト
  • 持ち家がある(ローンなし)
  • 60代の時からたまに婚活パーティーに参加している
  • 交際相手(というかお茶のみ友達?男女の関係はナシ。)の女性と着かず離れずの関係を繰り返し、2年経過して別れたばかり。
  • 預貯金2000万、年金毎月25万

ざっくりお伝えするとこんな感じです。70歳男性の目下のお悩みは「入籍はしてもしなくてもいいけれど、早くパートナーが欲しい」ということでした。ただし、結婚相談所に入ってまで・・・という思いがあり、なかなか重い腰があがりません。お金もかかることですし、だからこそ気軽なお見合いパーティーに参加されているということもあるようです。

早くパートナーが欲しいのに、お見合いパーティーは進展しにくい・・・とのことでした。同じお悩みをお持ちの中高年・熟年世代の方も多いと思いましたので、その心配事を一つずつ解決できればと思います。

『年金のみの収入』で結婚相談所の婚活は不利?

結婚相談所のお見合いプロフィールを見てみると分かりますが、65歳以上の婚活男性の6割は年金生活です。もちろん年収の部分は年金のみの表記になるため、年収200万~300万という方が大半です。その他の4割が、再雇用などで働いているという方や、年金以外に、賃貸収入などの収入がある、あるいは、会社経営・自営業などで、定年がない方です。

このような点から、年金のみの収入で結婚相談所で婚活することに不利なことはございません。他の同世代の男性も同様です。今回の70代男性も、年金のみの収入で年間300万円の収入があります。これはむしろ良い方で、持ち家も所有し、ローンもないので1人なら余裕で暮らしていける収入です。

では二人なら・・・?まず、女性が年金もなく、生活の一切を男性に面倒を見てもらいたいというタイプなら、彼は月25万で二人を養うことになり、今よりも切り詰めて生活する必要があったりと負担になります。この方の場合は、経済的にも自立していて、60代になっても年金やなにかしらの収入がある女性と助け合いながら一緒に暮らしていけることが理想的です。

結婚希望ではないのに結婚相談所でお相手を探すのはおかしい?

こちらに関しては、過去ブログでもお伝えしています。

過去ブログ:60代・70代のパートナー探し~入籍は希望しない人も結婚相談所を利用できます!

60代・70代は、背負っていらっしゃる現実的な問題や、求めるパートナーの在り方も人それぞれです。特に70代の熟年シニア婚活は、入籍ではなくパートナーを早く探されたいために、結婚相談所に登録するという方が非常に多いです。

結婚相談所の活動費が高くあまりお金をかけたくない…

手元に残る商品とは異なり、結婚相談所の婚活サービスは、もちろん目に見えるものではありません。結婚相談所で『プロフィール情報や婚活サポートを受ける資格を得られる事』なので、絶対に成婚できる保証もりませんすし、お会いしたい人とお見合いができるのかどうかすらもわかりません。

私も常々思っていますが、やはり結婚相談所へ入会する時というのは、勇気もいるし覚悟が必要です。70代ともなってくると「結婚したい!」という強い気持ちがあるわけでもないし、「もうこの年齢だしそんなに頑張っても・・・」と、覚悟が決めにくい。そして、結婚相談所の活動費を聞いて、10万以上の出費と分かると、「無理だ」と諦めてしまいます。

でも、この相談者の方は、もう何年も年間5~10回のペースで、お見合いパーティーに参加されています。一回5000円のお見合いパーティーですので、トータルするとおそらく結婚相談所で婚活できる金額になっています・・・。

私は、『5000円の価値の問題』だと思っています。

  • 一度に色んな異性と出会えるが好みの女性が参加しているかは来てみないとわからない『お見合いパーティー』
  • 事前にプロフィールを見てお互いに会いたいと思った相手と二人で対面する『お見合い』。

70代こそパートナーを探す時間をかけずに、とにかく早く、そして効率よくお相手を見つける必要があり、それを実現するためにも、結婚相談所はとても有効になります。ご成婚退会しても、お二人が健康でどこでもお出かけができる時間は『10年あるかないか』なんですから・・・。

そんな70歳男性にはこんな女性が合う

70歳男性には、2年間交際している60代女性がいらっしゃいました。

2年間お付き合いしてきて、なぜ同棲や結婚に至らなかったんですか?

今思うと、たまに会うだけで、旅行はおろか男女の関係もなかったし、自分は付き合ってると思っていたけど、友達だったのかもしれない・・・。このままズルズルとお付き合いしてても、自分が求めている相手ではないと思い別れました

お話を聞いていると、確かに「?」というお間柄。とても結婚前提の真剣な交際をしている熟年カップルとは思えなかったのと、彼自身が「楽しい」「幸せ」というお気持ちを持てずに、お付き合いをしていたように感じました。そんな方が合うのはこんな女性です。

  • 63歳~72歳
  • 一都三県+茨城在住(どこでもいいけれど、デートしやすいように)
  • 婚歴など関係なし、入籍時期も特にこだわりなし(一緒に暮らすことは前提)
  • 年金生活+パート・アルバイト

条件がさほど多くない場合は、お相手探しの幅も広がります。元々穏やかで優しく、お話が苦手なわけでもない方なので、これくらいの条件であとはお見合いさえセッティングしていけば、自然とパートナーは見つかるはずなのです。

このように、ご本人の今の環境とどのようなパートナーとライフスタイルを望んでいるのかで、お相手を逆算して考えて、婚活をしていくことが大切です。結婚相談所での婚活をご検討中の60代・70代の方は、お気軽にカウンセリングでお話を聞かせてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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70代
立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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