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結婚相談所を成婚退会されたシニア世代の『プロポーズ』について

こんにちは、東京・銀座で30年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

結婚相談所で出会ったら、シニア世代も、ちゃんとプロポーズされて成婚退会するの?

今回のテーマは、『プロポーズ』です。シニア世代の方が求めるパートナーシップの形は、法律婚だけじゃなく、事実婚や入籍は時間をかけてなど、様々です。それだけではなく、実は、プロポーズの形も色々なのがシニア世代です。若い世代の成婚退会と異なり、必ずしも婚活のゴールが、「結婚してください!」というプロポーズではないのです。

今回は、結婚相談所で出会ったシニア世代カップルのプロポーズについて、ご紹介いたします。

結婚相談所のプロポーズのポイント

①プロポーズが失敗する心配がない

まずは、結婚相談所のプロポーズについて、抑えておいてほしい基本的な事をお伝えします。結婚相談所で出会ったカップルは、既に結果が分かっている状態でプロポーズとなります。事前に結婚相談所の婚活アドバイザー間で、「プロポーズをしたい」「プロポーズをお受けできる気持ちか」とお互いのお気持ちの確認をしているのです。きちんと、結婚相談所の成婚退会までの手順を踏んでさえいれば、プロポーズが失敗する心配はありません。

②理想のプロポーズを叶えることも可能

プロポーズの段階になると、女性に「どんなプロポーズが嬉しい?」とお伺いすることもあります。プロポーズされる場所は、お二人にとって一生の思い出になるでしょうし、理想のシチュエーションや、貰いたい花束の色まで、女性の希望をできるだけ叶えることができるのも、結婚相談所のプロポーズならではです。

③プロポーズ前から既にプロポーズしたようなお付き合い

結婚相談所のプロポーズは、あくまで二人の思い出に残る形作り。プロポーズに至るまでに結婚するための色々な話をすり合わせていくため、「もうプロポーズした・された後」のようなお付き合いに感じられるカップルも多いものです。

順序が前後するのも結婚相談所のプロポーズならでは

プロポーズに至るまでに、結婚するために必要なお話も勿論すり合わせをしている状態です。入籍日や同居時期の予定など、交際中にある程度のイメージを具体的に話し合っているので、人によっては「現実的で、想像してた順序と違う」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、それらの大切なお話をしないままでは、成婚退会という結論も出ないので、結婚相談所の婚活では、必要なステップと理解して進めていきましょう。

また、結婚相談所の出会いという特性上、男性がプロポーズの際に「結婚してください」という言葉をチョイスしない事もございます。

では、結婚相談所をご成婚退会された50代・60代のカップルのプロポーズは、どんなものでしょう。

プロポーズにふさわしい場所でロマンティックに

  • 「おしゃれなレストランで、デザートを食べている時にプロポーズされました」(52歳女性)
  • 「お見合いした場所で、プロポーズしました!」(62歳男性)
  • 「夜景が綺麗なスポットで婚約指輪パッカーンされました。まさかこの年齢でそれをされると思わなかった」(56歳女性)

一般的な結婚相談所での成婚退会ルートの場合は、若い世代とプロポーズも変わりません。女性も派手な演出は望まず、心のこもった、温かいプロポーズをご希望されます。

でも、事実婚やしばらく通い婚の場合って、プロポーズないじゃない?どんなふうに成婚退会の運びになるのかイメージできない

シニア世代ならではの、ご成婚退会の流れをご紹介します。

具体的なプロポーズがない!?

「いつから一緒に暮らす?」と言ってきてくれるなら、まだ分かりやすいですが、「必要なものを買いに行こう」「家具や荷物は入りそう?」「お布団だけ送ってね」など、鈍感な女性でしたら、それが男性の成婚の意思表示だと気づかない場合もあります。

女性会員様から交際状況を聞いて、「こんな事を言われた」など伺っていくうちに、

立花「ん・・・?それって、プロポーズじゃないんですか?」

女性会員様「えっ!?そうなんですか!?」

立花「だと思いますけど・・・男性側の結婚相談所に確認をいれますね」

なんて事も珍しくありません。また、男性はプロポーズしたつもりでも、曖昧な表現で聞き逃していたケースもあります。「プロポーズされたと思っていないようなので、もう一度改めて・・・していただけますか」と、男性側の結婚相談所にご連絡をいれることも多々あります(笑)。

「そろそろ成婚の届け出をしようか」

一番多い流れかもしれません。婚約・入籍という流れがないシニア世代のカップルの場合は、こちらがプロポーズ代わりの言葉です。成婚退会後のお二人のライフスタイルついて、お互いにすり合わせができた時に、「もう結婚相談所を退会して二人でお付き合いしていこう」と、ご成婚退会に至るカップルもいらっしゃいます。

少し夢がない印象を持たれる方もいらっしゃいそうです。でも、シニア世代の婚活のゴールはそこまでドラマティックではないんです。

「もう他の異性とお見合いする気がない」「結婚相談所を退会しても大丈夫」と安心できれば良いのです。シニア世代ならではの成婚退会の形、プロポーズ代わりの言葉をご紹介しました。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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