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年金生活でも婚活は可能~結婚したい年金世代の不安を解消します

こんにちは、東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

年金生活でも、結婚相談所の婚活はできますか?結婚できる可能性はあるでしょうか?

定期的に、60代・70代の男性から、このようなお問合せをいただきます。

  • 無職で年金生活だと、結婚相談所に入会できないと思っている方
  • 独りの老後は寂しい。パートナーが欲しい方
  • 年金受給者は、婚活に不利と考えている方
  • 現役でお勤め時代、過去に婚活失敗経験があり、定年退職になりもっと難しいと思ってしまわれている方

結婚相談所に登録されている男性も、65歳を過ぎれば大半が年金生活です。年金以外に収入がおありな方(賃貸収入や有価証券などの配当金などで500万以上の年収があるなど)は二割足らずです。

パート・アルバイトをされている方は、生活のためというより、健康のためや社会との関わり持ちたいという理由の方が多いです。

年金世代になると収入格差が見えなくなる

現役でお勤めの時は、年収に格差を感じながら婚活をされてきた男性も多いと思います。ただ、年金世代になると、プロフィール上では男性の年収が200万~300万という表記になるので、収入の格差が分からなくなります。

特にブライダルゼルムの女性会員様には『年金世代特有の男性プロフィールの見方』をアドバイスさせていただいていますので、お見合いする女性も年収を重視されなくなる傾向があります。年金世代ならではの婚活サポートが必要になります。

では、年金生活をされている熟年男性は、結婚相談所でどのような女性と成婚退会されるのでしょう?

70歳年金生活男性の再婚成功体験談

K様(70歳男性・東京都江東区在住)は、現役時代は年収650万、50代の時に熟年離婚をして、約5000万あった預貯金は半分になりました。「元妻も仕事をしていましたし、別で貯金もしっかりしていたので、財産分与もスムーズでしたが年金は死守しました」

65歳で定年退職。退職金のない会社だったため、資産は3000万の預貯金と年金。こういったケースは、元妻に持ち家をあげてしまう場合が多いですが、この男性は持ち家で生活しながらアルバイトもされています。

お見合いした女性の中には、お金お金していて、生活の面倒を見てほしいというような女性もいましたよ。あてにされるのも困ります。

そういった女性ですと、男性の預貯金や年金で夫婦二人分の負担になってしまいます。K様の希望とは合いません。

家賃は必要ないですし、光熱費などは口座引き落としです。毎月15万円(食費や生活費)でやりくりしてくれる女性が希望で、大きなお買い物は彼が支払います。K様のおこづかいはアルバイト代から。お相手女性の年金は、美容代やお買い物代・友人との交際費で使ってくれれば良いという考えでした。

気に入られた女性には、結婚後のお金の話は、具体的に先にお伝えしてあげることや、自宅を見せることなどを交際中にアドバイスしました。

ただ、交際が順調に進展していくにつれ、このような希望を伝えると「毎月15万!少ない!」と思われてしまうことも多かったようですが、ご成婚退会が決まったお相手女性は、「毎月15万も貰えるの?」という真逆の反応でした。実際、渡している生活費の中から貯金までしてくれているそうです。

年金受給者の入会者も増加中

年金生活をされているからといって、結婚相談所の婚活が不利になるわけではなく、高齢化は結婚相談所にも波及しています。婚活中の年金生活者が増加するのは自然なことで、私たち結婚相談所の人間も特に驚くようなことでもありませんし、恥ずかしいことではありません。

むしろ、これからの老後を独りで過ごされるより、パートナーと共に生活する方が良い刺激になるでしょうし安心できるでしょう。

「この年齢だから」「年金生活だから」と諦めず、お話だけでもお気軽にお聞かせください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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