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死別から5年以上経過後に婚活されるシニア女性へ~ご自身の幸せの為に

こんにちは、東京・銀座で28年目、結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。

私は、不幸にも夫と死別をご経験された50代・60代の女性方と、これまで何百人もお会いしてきました。

夫と死別してからどれくらいの時間が経過されたのかは、人によって様々です。死別して「5年以上」という方、「一年ほど」という方、中には四十九日も終わっていない(!?)という方もいらっしゃいました。

皆様、共通するのは、「パートナーが欲しい」というお気持ち。

今回は、そんな中でも、夫と死別してからある程度の年月(5年以上)がたって、婚活するシニア女性のお気持ちや特徴について、私が感じたことをお話しようと思います。

死別して5年以上経過してから婚活するシニア女性の特徴

この言い方が適切か疑問ですが、年代的にも昭和の女性特有の“古風”な考えをお持ちの死別女性が多いです。

「夫以外の男性を知らない」と男性そのものに免疫がなく、男性経験が少ないため、どう接していいかわからない女性もいらっしゃるくらいなので、そのような方が結婚相談所へカウンセリングにお越しになるだけでも、大変勇気のいることだと思います。

婚活することに罪悪感でいっぱい

そういうタイプの女性は、大抵、婚活すること自体にも夫に対して罪悪感をお持ちです。「このまま独りは嫌」「でも夫に申し訳ない」2つの思いが心の中でせめぎ合っているご様子です。婚活カウンセリングの時に泣いてしまう女性が多いのも、死別をご経験された女性です。

中には死別して5年以上たっていても、いまだに亡き夫の先輩、友人などの冠婚葬祭、お中元、お歳暮などのやり取りがあり、お付き合いが続いている方もいらっしゃいます。そういう方はいまだに○○さんの奥様という肩書を捨てられていません。それで婚活して再婚など、亡き夫の顔に泥を塗るぐらいの感覚をお持ちです

初対面の際に、私たちアドバイザーは、死別女性が抱えている婚活することの罪悪感を軽くしてあげることが大切だと思っています。逆に、死別後に短期間で婚活する女性については『(亡き夫以外の他にも)男性に大切にされる感覚』をご存知の方が多いのでは、と感じます。

婚活中も必死さに欠ける

こちらも特徴の一つなのですが、死別経験のあるシニア女性は、元夫が持ち家を残してくれていたり、遺族年金などもあり、経済的に困っていない、自立した方が多いです。

これまでも独りで生活してきて、これからも独りでも生きていける、という方は、婚活でどうも必死さに欠けるような部分もあります。イメージと異なるお見合い相手が続いてしまったり、婚活が順調じゃないと感じると、2~3ヶ月で「やっぱり婚活はむいていないかも」と途中で退会を希望したり、気持ちが離れていきやすい印象です。

死別を乗り越えてもう一度パートナーと出会いましょう

死別をして5年以上…、十分すぎる時間だと思います。そしてご自分の人生はこれからも10年、20年もしかしたら30年も続きます。どうか人生の時間を無駄にしないでご自分の幸せの為に生きてください。もう一度良きパートナーと出会い、お幸せだった良い時間を取り戻していただきたいと思います。

同じように死別経験のあるアドバイザーの過去記事もご参考にどうぞ!

関連記事:死別を経験した中高年シニア世代の方へ婚活エール

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最後までお読みくださり、ありがとうございます。

死別経験のあるシニアの出会いパーティーも開催中

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立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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