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通い婚・週末婚希望のシニアの方へ~別居婚成立の条件や注意点など

こんにちは、東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

『結婚相談所は結婚相手を探す場所』ですが、中高年・熟年シニア世代の会員様が多いブライダルゼルムでは、入籍をされない『事実婚』や、『通い婚・週末婚』のような別居婚スタイルなど、成婚退会後のライフスタイルについて、色々な形をご希望される方がいらっしゃいます。

今回のテーマは、『通い婚や週末婚などの別居婚希望』の方向けです。中高年・熟年世代の男女にとっては、パートナーとの時間も自分の時間もそれぞれ大切にできそう!と魅力的に映るようで、別居婚を希望される方も多いですが、婚活アドバイザーとしては「でも、ちょっと待って!」。

別居婚希望の婚活で知っていただきたいことがあるんです。

通い婚・週末婚が成立するには『ある条件』が必要

『通い婚・週末婚=二重生活』をするということです。夫婦での暮らしと自分の暮らし。これが成立するのは、『女性側の持ち家がある場合』ではないでしょうか。女性の家が賃貸の場合、当然、家賃が発生します。それをご自分で負担するなら良いと思いますが、その場合は夫婦のお財布は完全に別になるはずです。『女性が経済的に自立していることが前提』になります。

男性が自営業や会社経営者ならば、それも期限付きであれば可能とも思いますが、多くの中高年・熟年世代の男性は、年金と預貯金で生活していくことになります。家賃の負担はお金の無駄なので避けるはずですし、ない袖は振れません。実際に通い婚・週末婚しているシニアカップルは『そうせざるを得ない理由』があるから別居婚をされています。

実際に通い婚・週末婚しているカップルの事情

  • 同居している親の介護(親を看取るまでは通い婚)
  • 同居の子供がいて、独立するまでは別居したい
  • 定年まで通勤が不便なため
  • ペットを飼っていて、お相手が苦手なため

こういった理由を挙げる方が多いです。共通点は『期限がある』ということ。基本的にお互いの希望が合致して、別居婚は成立します。女性だけが「通い婚や週末婚の方が気楽でいいな」と思ったり、男性の家の所在地や家の様子が理由で別居婚を希望される場合は、単なるわがままでもあるのでなかなかうまくいきません。基本的に、シニア世代の婚活女性は、男性の住環境におさまれない場合、成婚退会は難しい傾向があります。

別居婚のポイント・注意点

通い婚・週末婚などの別居婚のポイントは『入籍するか/しないか』です。私は、入籍をしない・別居婚カップルについては少々心配です。気楽な関係をお互いが望めば問題ありませんが、いつでも別れることができる責任のない間柄でもあるわけです。「通い婚で、入籍もしないでいい」という男性の希望を聞いたら、それはただの『都合の良い女』では…とも思います。通い婚の場合は、最終的に入籍を視野に入れられることをおすすめします。

未入籍で通い婚を選択しても、行ったり来たりがだんだんと面倒になり、結局は同居をするようにもなります。大切なのは、きちんと信頼関係を築いて安心できる形で、結婚相談所の成婚退会という結論を出すことです。そして、別居婚の場合は、お互いの生活が見えない部分があります。別居している間に、お相手を心配させない心がけが大切です。

そんな中高年・熟年シニア世代の特有の婚活のサポートをブライダルゼルムでは行っております。結婚相談所で婚活をご検討中の中高年・熟年シニアの方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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