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【婚活成功例】52歳女性~『しばらく週末婚』の理由や女性側の婚活力について

こんにちは。東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

2021年に入り、お見合いサービスで婚活成功された会員様方のご成婚報告が続いていますが、皆様コロナ禍の中、婚活を頑張った組です。

今回ご成婚退会が決まりましたのは、52歳の女性会員様(東京都世田谷区在住・自営業)で再再婚(いわゆるバツ2:うち二回目の結婚は死別)です。お相手男性は60歳(あきる野市在住・自営業)でバツイチの方です。

こちらのカップルがご成婚退会に至るまでのお付き合いについてポイントをご説明すると、

  • お相手男性様は、元々ご自分の住まい(あきる野市)で生活してくれる女性を希望していたが、女性の希望するエリアに、新居を用意する流れになった。
  • 男性のお仕事引退までは、週末婚という選択。
  • 婚活中に女性が入院・手術をする羽目になり、一ヶ月間婚活ができなかった。

このような事が挙げられます。

結婚相談所で婚活中に入院・手術を経験

「開腹手術をすることになり、二週間ほど入院していました。コロナ禍なので、お見舞いなどもできない状況の中、彼とは毎日LINEのやりとりは続けてくれていました。『経済的な事でも良いから何かあったら言うんだよ』と言ってくれ、もちろんお言葉に甘えることはしませんでしたが、思いやりある言葉がありがたかったです。」

一番心配だったのは、入院中に彼が他の人とお見合いをしたり、彼の気持ちが離れてしまうこと。お会いできない状況でも、できるだけマメに連絡を取り合い、彼の気持ちを掴むようにアドバイスしました。

婚活中に、入院・手術という大変なご経験をされました。コロナ禍での婚活でただでさえ身動きがとりにくく、ご本人も「結婚相談所に入会したタイミングが悪かったのでは…」と一時は退会も考えてしまうほどでした。

※入院中は休会も可能です

入院の場合は、休会手続きも可能ですが、今回は、「交際中」ということもあり、お相手男性側の結婚相談所にも約1ヶ月会えなくなる旨、お伝えするのみにしました。

しばらくは週末婚スタイルで

お相手男性のお住まいは、東京都でも自然豊かなあきるの市。お見合いした際は、男性様も当然「あきる野の自宅に一緒に住んでくださる女性」が前提でした。

「まだ私も仕事をすぐにやめられる状況でもないし、あきる野に住むことはやっぱり難しい」と、彼女も交際を続けるか悩んでいらっしゃいました。

婚活アドバイザーの私自身も、持ち家がある50代以上の男性とお付き合いする場合、女性が男性の住環境におさまれないと、多くのケースは難しいと考えていました。すると彼からこんなご提案が。

「自分の仕事もあと4~5年で引退するし、中古マンションを購入して、しばらくは週末婚にしよう」これには彼女もびっくり。資産開示もあり「この値段くらいのマンションなら」ということで、彼女のお気持ちも一気に高まりました。「この人と一緒になったらどうなるのか」を女性をイメージしやすいように、成婚退会後の具体的な提案をすることで、交際も進展していきます。

こちらも、女性が男性のお気持ちを掴み、当初の男性側の希望条件が変わっていったケースと言えます。

ご交際中も、甲斐甲斐しく手料理を作ったり、彼女の住んでいる周辺エリアを散策して、「将来的にここに住むのもいいな」と彼のお気持ちを動かすことに成功しました。

男性も慣れ親しんだ住まいを転居しても良いというお気持ちになるほど、それだけ手放したくない女性だったのですね。

↑これが「婚活力」です。ただお見合いやデートをして、条件に合う相手を探し続けるのではなく、努力して実りある交際をするには、中高年・熟年シニア世代は特に、交際中のサポートが大切です。

またお二人でご来社いただいた時にでも、ブログにてご紹介させてください。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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