こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。
今回のテーマは、婚活中の50代・60代の女性から頻繁にいただくご質問について。
男性のプロフィールに「結婚後の子供:希望する」って書いてあるんですけど、これって本気…?私の年齢では無理だから、申し込まないほうがいいですよね?
こんなふうに、プロフィールの「子供希望」欄を見て、お見合いの申し込みをためらう女性がとても多いのです。でも、実はそこまで深く考える必要はないんです。
「子供:欲しい」=将来設計がしっかりしてるとは限らない?
ブライダルゼルムが加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)のプロフィールには、結婚後の子供について「欲しい・どちらでもよい・希望しない」という項目があります。
実際、55~75歳の男性がどれくらい「子どもが欲しい」にチェックを入れているかというと、全国で800名以上も該当します。
しかし、正直なところ、「この年齢で『子どもが欲しい』って現実的じゃないのでは?」と思いますよね。その感覚、まったく正しいです。実際、婚活を進める中で、多くの男性も「この年齢で子どもは現実的じゃないな」と気づいて軌道修正をされます。
結婚相談所の「営業トーク」で勘違いしてしまうことも…60代男性のケース
実は、「子供が欲しい」という希望を持ち続けてしまう背景には、結婚相談所側の営業トークも影響していることがあります。
先日、結婚相談所探しをされている60代の男性がカウンセリングにいらっしゃった際、直前に訪問した3件の相談所で「子どももまだ持てますよ」と言われたそうです。その方は、持ち家はあるものの年金受給中で、いわゆる「中の上」の経済状況の方でしたが、相談所でそう言われたことで、「まだまだ若い女性を狙える」と思い込んでしまっていた様子でした。
私は思いきって「私(45歳)より年下の女性を狙うんですか?」と率直にお尋ねしました。すると、「やっぱりおかしいですよね…なんか変だとは思ったんです」と正直なご反応が。
跡取りがいないという漠然とした不安から「子どもを持ちたい」と思っていたそうですが、「それならなぜ30代のうちに動かなかったのかというお話になってしまいます」とお伝えしたところ、わりとすんなり現実を受け入れて、同世代の女性に目を向ける気持ちになられていました。
このように、結婚相談所でのアドバイスも、場合によっては誤解を招いてしまうことがあります。だからこそ、プロフィールの「子ども:欲しい」も、鵜呑みにせず柔軟に捉えることが大切です。
なぜ「子どもが欲しい」にチェックを入れているのか
それは、入会時の漠然とした希望だったり、まだ婚活の現実をよくわかっていなかったりするケースがほとんどです。プロフィールをよく見てみると、初婚の男性が圧倒的に多い筈です。「結婚するなら子供を持てたら良いな」と夢見ていたり、「結婚相談所なら若い女性とお見合いできるかも」と思っていたり…。
実際には、「結婚後の子供:希望する」と書いてあっても、同世代の女性にお見合いのお申込みをしている男性も多いのです。
本気で子どもが欲しい男性はプロフィールにしっかり書いてある
もし男性が「跡取りが絶対に必要」「絶対に子どもがほしい」といった強い希望を持っている場合、プロフィールの自己PRやカウンセラーからのコメントにその旨が明記されています。
そして実際に出産可能な年齢の女性とお見合いのチャンスを持てる好条件の男性はほんの一握りですので、女性の方は、「子ども:欲しい」のチェックだけで申し込みを思いとどまる必要はありません。逆に言えば、その項目だけで出会いの可能性を狭めてしまうのはもったいないです!
お見合いが成立しなければ次に行けばOK
お相手に申し込んで、断られたら「そういうことだったんだな」と受け止めて、次に進みましょう。婚活は、出会ってナンボ。立ち止まっている時間がもったいないです。
シニア男性の皆様へ:プロフィールを見直すことで出会いが変わるかも!
男性の方で「子どもが欲しい」にチェックを入れたままになっている方は、現実的な年齢を踏まえ、「どちらでもよい」に変えるだけで、お申し込みが増えるかもしれません。女性は「この年齢でまだ子供を希望するなんて、考えが甘い人かも…?」と誤解してしまうことも。意図していなくても、その項目欄1つでご縁を逃しているケースは少なくありません。
まとめ:気にしすぎなくて大丈夫
今回のポイントは…
- 男性の「子どもが欲しい」は、入会時の希望であることが多い
- 実際の婚活では、同世代〜年齢差7歳以内の成婚が大半
- 本気で子どもを望む男性は、プロフィールにしっかり書いている
- 気になる相手がいれば、気にせず申し込んでみてOK
ブライダルゼルムでは、女性のちょっとした不安や疑問も一緒にクリアにしながら、納得できるお相手探しをサポートしています。
婚活で迷っている方は、まずはカウンセリングから。お気軽にお問い合わせください。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。