こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。
本記事はシニア婚活チャンネルの動画でもご紹介している内容です。動画でご覧になりたい方は記事後半のリンクからご覧ください。。
寒さが増す季節は、特にシニア世代の方にとって気持ちが落ち込みやすい時期でもあります。今回は、「婚活疲れ」をテーマに、疲れやすい人の特徴や原因、そして上手なリフレッシュ法について解説いたします。
婚活疲れは誰にでも起こるもの
婚活を続けていると、「もう疲れた」「しんどい」「やめたい」と感じる瞬間は誰にでもあります。特に男性の場合は、活動が長引くほどお見合いの費用やデート代の負担が増え、精神的にも疲弊しやすい傾向があります。
しかし、婚活疲れは特別なことではありません。
「真剣に取り組んでいるからこそ生じる自然な反応」であり、自分を責める必要はないのです。実際、短期間で成婚した方の中にも「活動中は毎日不安で涙していた」と話す方がいます。
婚活疲れしやすい人の特徴
仲人として多くの会員様を見てきた中で、婚活疲れしやすい方にはいくつかの共通点があります。
1. 最初から全力で走りすぎるタイプ
入会直後から積極的に活動し、短期間で多くのお見合いを入れたり、自分磨きに時間もお金も費やしたりする方は、数か月後に“ガス欠”状態になりやすいです。婚活はマラソンのようなもの。短期間で成果を出そうとしすぎると、心身のバランスを崩してしまいます。
2. 完璧主義タイプ
「努力すれば結果が出るはず」と考え、思い通りに進まないと落ち込んでしまうタイプです。
真面目な性格ゆえに、他人の成功事例や婚活ノウハウを過剰に取り入れようとし、疲れを溜めてしまう傾向があります。婚活は正解探しの競技ではありません。柔軟な気持ちを持つことが大切です。
3. 相手に合わせすぎるタイプ
お見合いや交際中に、相手の希望を優先しすぎて自分を犠牲にしてしまう方も少なくありません。
本当は行きたくない場所に付き合ったり、言いたいことを我慢してモヤモヤを溜めたりすると、心の負担が大きくなります。婚活中は「自分のご機嫌を取ること」も大切な課題の一つです。
4. 比較グセがあるタイプ
他人の成功体験を見て、「同い年の人が成婚しているのに、なぜ自分は…」と落ち込んでしまう方。比較する相手は他人ではなく、昨日の自分。焦りを感じるくらいなら、あえて他人の活動情報から距離を置くのも有効です。
5. ネガティブ思考に傾きやすいタイプ
「お見合いの日程調整の返信が遅い=やる気がない」「次のデートの誘いがない=他の人がいる」といったように、事実を悪い方向に解釈してしまう人です。
心理学ではこのような思考を「認知の歪み」と呼びます。婚活では、この思考癖が疲労の大きな原因になります。
婚活疲れの正体
婚活疲れの本質は、「結婚したいという気持ち」と「現実とのギャップ」に心がついていけなくなることです。「うまくいかない自分はダメだ」と思う必要はありません。本気で臨んでいるからこそ、心が疲れるのです。
婚活疲れを防ぐための工夫
1. ペース配分を意識する
婚活は長期戦です。短期間で結果を出そうとせず、スケジュールの7割程度を婚活に充て、残りは休息や趣味に使うくらいが理想です。
週末は、たとえば「土曜はリフレッシュ」「日曜はお見合いやデート」というようにバランスを取ると、気持ちが持続しやすくなります。
2. 余裕を持ったスケジュールを
お見合いに全力を注ぎすぎると、期待値が上がりすぎて落胆も大きくなります。疲れを感じる前に、意識的に自分を労わる時間を取りましょう。
3. 仲人を頼る
結婚相談所で活動している以上、仲人を活用することも大切です。悩みや不安を一人で抱え込むと、思考が偏りやすくなります。客観的な視点からサポートを受けることで、気持ちの整理や方向性の見直しがスムーズに進みます。
リフレッシュのすすめ
疲れを感じた時は、「自分の機嫌を取り戻す時間」を持つことが大切です。たとえば、温かいお風呂にゆっくり浸かりながら好きな映画を観る、美味しい食事を楽しむ、気の合う友人と会う、運動する、早めに眠る——。日々の小さなリセットの積み重ねが、心の安定を保つ鍵になります。
まとめ
婚活疲れは、真面目に取り組んでいる人ほど感じやすいものです。大切なのは、疲れた自分を責めず、うまく休みながら続けること。
シニア世代の婚活は、「選ぶ・選ばれる」の繰り返しの中で心が揺れやすいですが、焦らず、マイペースに進めることが結果的に最短の近道になります。
ブライダルゼルムでは、活動が長期化して疲れてしまった方のサポートも行っています。一人で抱え込まず、仲人と一緒に前向きな婚活を続けていきましょう。









