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「お断りしたけれど、やっぱり……」お見合いのお返事を覆したい場合に大切な3つのポイント

こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花えりこです。

「お見合いでお断りしてしまったけれど、やはりもう一度お会いしたい」

時々、このようなご相談をいただくことがあります。ご自身の会員様からのこともあれば、お見合い相手の仲人さんを通じてお話が入ることも。一度は終わったご縁を、もう一度手繰り寄せたい——そのお気持ちは、決して珍しいものではありません。

この仕事をしていると、「あのとき断らなければよかった」と後から気づく場面に、何度も立ち会ってきました。ご縁というのは、出会った瞬間にわかるものばかりではないんです。

今回は、そのような場面でどのように動けばよいのか、またどんな心構えが大切なのかを、具体的にお伝えしたいと思います。

なぜ一度断ったお返事が覆るのか

まずは「なぜそうなるのか」を整理しておきましょう。よくある理由はおおむね次の三つです。

  • 婚活をスタートしたばかりで、「交際希望」のお返事をどのくらいの熱量でお伝えすればよいか、まだ感覚がつかめていなかった(女性に多い)
  • その後のお見合いが、期待していたご縁につながらなかった
  • 交際していた方との関係が残念な結果に終わった

いずれのケースでも、一度お断りをしたお相手からすれば、複雑なお気持ちであることは間違いありません。そのことを、まず丁寧に受け止めることが大切です。

ただ、正直に申し上げると、「他の人がダメだったから」という理由だけが透けて見えると、お相手は傷つきます。たとえそれが本音であっても、伝え方には十分な配慮が必要です。どのように言葉にするかは、後ほど詳しくお伝えします。

大前提として——お相手の意向を必ず確認する

結論から申し上げると、一度お断りしたお相手でも再チャレンジは可能です。ただし、お相手がお見合い後に交際希望だった場合に限ります。

以前、このようなケースがありました。

お見合いの後、女性側のお返事をお伝えする前に、男性側から「ご縁がなかった」とご連絡が入りました。女性は「良いと思える方なら、またお会いしても」というお気持ちでしたが、すでに交際不成立として案件は終了。その数日後、男性側の仲人さんから「やはり交際希望に変えたいのですが」とご連絡が届きました。

女性にその経緯をお伝えすると、「そもそも私のお返事を確認もしないまま、後から都合よく変えられても……」というお気持ちになられたのは、自然なことだったと思います。結果は、交際不成立・・・。

婚活の場では、こうした「自分本位の動き方」が相手に与える印象は、思いのほか大きいものです。ご自分のご都合で動くのではなく、相手の気持ちを最優先に——その姿勢が、こうした場面では何より大切なんです。

お返事を覆すときの3つのポイント

一度お断りをしたことは、お相手にとって傷つく体験です。その上でもう一度扉を開いていただくには、誠実な手順を踏むことが欠かせません。

1. まず仲人を通じて、お相手の意向を確認する

直接ではなく、必ず結婚相談所を通じてお伝えし、受け入れていただけるかどうかを最初に確認します。このとき仲人に伝える言葉は、たとえばこのようなものです。

「先日はお断りのお返事をしてしまいましたが、その後も〇〇様のことが頭を離れず、もし可能であれば、もう一度お会いする機会をいただけないかと思っています」

「失礼なお願いであることは重々承知しておりますが、先方のご意向だけでも確認していただけますでしょうか」

大切なのは「失礼であることを自覚している」という姿勢を最初に示すことです。そのひと言があるかどうかで、仲人の動きやすさも、相手の受け取り方も変わってきます。

2. 不快にさせない「理由」と、心からのお詫びを添える

「なぜ今さら?」というお気持ちはどうしても生まれます。お相手が納得してくださるような理由と、お断りしてしまったことへのお詫びを、誠実にお伝えしましょう。

ここで大切なのは、「自分が変わった理由」を伝えることです。「他の方がうまくいかなかったから」という消去法ではなく、「あのとき自分の気持ちを整理できていなかった」「お会いした後に改めてあの方の良さを思い返した」という、相手に向いた言葉にすること。

たとえばこのような伝え方が、受け入れられやすい傾向にあります。

「婚活を始めたばかりで、お返事の感覚がまだわかっていなかった部分があり、”よくわからない”という理由だけでお断りしてしまいました。その後、あのときのお話を何度も思い返すうち、もう少しお話を重ねたかったという気持ちが強くなってきました」

ご縁を断ち切ったのは自分であるという自覚と、それでもお願いしたいという誠実さ——この両方が伝わる言葉を選んでくださいね。

3. 再会を「お願い」として伝える

押しつけにならず、あくまでお願いとしてご縁を求める姿勢が大切です。「また会いましょう」ではなく、「もしご迷惑でなければ」「お気持ちが向けば」という言い回しが、相手への敬意を示します。

お相手がどう感じるかは、こちらにはコントロールできません。できることは、誠実に気持ちを伝え、あとは相手の判断を静かに待つことだけです。

女性のほうが成功率は高い傾向にあります

男性の場合

率直に申し上げると、男性がお断りを覆す場合、仮に再会が叶っても交際が深まりにくいケースが多い印象があります。

女性の立場からすると、「一度断られた」という事実は、思いのほか心に残るものです。再会を受け入れたとしても、「どうして今さら」という気持ちが完全には消えず、以前と同じ熱量で向き合うことが難しくなることがあります。

女性の場合

一方で、女性の場合は事情が異なります。結婚相談所でのお見合いでは、女性が一目惚れをすることはほとんどありません。「悪い方ではないけれど、よくわからなかった」という感想でお断りしてしまう方も、特に入会したばかりの頃は少なくないのです。

そのような理由をお伝えすると、男性側はむしろ「それなら仕方なかったね」と受け取りやすく、「もう少し話してみようか」という気持ちになりやすい傾向があります。「消去法で戻ってきた」という印象にはなりにくいのです。

これは男女の感覚の違いでもあり、どちらが良い悪いではありません。ただ、ご自身の状況に応じて、成功率のリアルな感覚を持っておくことは、気持ちの準備として大切だと思っています。

断られてしまったら——それも、ひとつの答え

再会を希望しても、お相手がお断りになることは、もちろんあります。そのときは、どうか自分を責めすぎないでくださいね。一度断られた気持ちをおさめて、再び向き合おうとしてくださったこと自体、お相手の方にとっても悪い気分ではないはずです。ご縁がつながらなかったとしても、誠実に気持ちを伝えたことは、婚活を続けるうえでの糧になります。

「断られた」ではなく、「きちんと終わらせた」と受け取ること。そして次のご縁へ、気持ちを向けていただけたらと思います。

お見合いから時間が経てば経つほど、成功率は下がっていきます。お相手はすでに気持ちを切り替え、新たなお見合いや交際に目を向けていらっしゃることも多いからです。

「やっぱり」と思ったなら、できるだけ早く動くこと。タイミングも、ご縁のうちです。

ご縁は丁寧に扱うものだから

この仕事をしていて、ずっと感じていることがあります。ご縁というのは、「出会った瞬間に輝いて見えるものだけではない」ということです。

後から気づく良さがある。時間をかけてわかる温かさがある。だからこそ、「あのとき断ってしまった」という後悔もあるわけで、それはある意味、その方のことをきちんと見ていた証拠でもあると思います。

ただ、ご縁を取り戻そうとするなら、誠実さと謙虚さだけが頼りです。自分の都合ではなく、相手の気持ちを丁寧に想像しながら動くこと——それが、もう一度扉を開いていただくための、唯一の道だと感じています。

ブライダルゼルムでは、このような場面での言葉の選び方や動き方も含め、会員様おひとりおひとりに寄り添いながらサポートをしております。「どう伝えればいいかわからない」、そのような具体的なご相談もどうぞ遠慮なくお声がけください。

婚活についてご不安なこと、ご相談があれば、お気軽にカウンセリングへいらしてください。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり22年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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