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【婚活アプリで2億4000万円詐欺】今どきの婚活詐欺で騙されるシニア女性の特徴4選

こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花えりこです。

先日、婚活アプリで女性になりすまして男性から現金をだまし取ったとして、警視庁が男を逮捕したというニュースを見ました。被害者は全国15都府県で28人、被害総額は約2億4000万円。手口は暗号資産の取引所アプリをダウンロードさせて振り込ませるというものでした。令和6年のSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は、年間1,000億円を超えているというデータもあります。

正直に言うと、私はこのニュースを見て「またか」としか思いませんでした。手口は年々巧妙になっていますが、騙される側の心理は、正直この20年ほとんど変わっていません。

以前、こんな女性のお客様がいらっしゃいました。

都内で会社員として長年勤め上げ、資格もお持ちで、決して”甘い”タイプではない方です。婚活アプリで知り合った男性から「投資の話に一緒に乗らないか」と持ちかけられ、最初は数万円から。増えているように見える画面を見せられ、次第に金額が膨らみ、最終的に数百万円を振り込んでしまいました。

この方、実は最初「怪しい」と気づいていたそうです。ただ、「ここで疑ったら、この人との関係も終わる」「せっかく前向きな気持ちになれたのに、また一人に戻るのは嫌だ」という気持ちが、疑いに勝ってしまったとおっしゃっていました。

これが、婚活詐欺の一番怖いところだと思います。頭のいい人が引っかかるんじゃなくて、”孤独を埋めてくれる相手を失いたくない”という気持ちが、判断力を鈍らせるんです。

今回被害にあったのは男性でしたが、婚活アプリを利用するシニア女性も年々増えています。ここからは、私がこれまで見てきた「騙されやすい方の特徴」を4つお伝えします。どれも、さっきの事例の彼女に当てはまるものばかりです。

騙されやすい方の特徴

特徴①:肩書きに弱い

医師や会社経営者など、男性の肩書きに惹かれやすい方は、詐欺のターゲットになりやすいです。「この人と結婚できたら」という期待が先に立つと、冷静な判断がしにくくなります。

婚活詐欺をする男性は、経済的な余裕があるように見せるのがとても上手です。頼られると「力になってあげたい」という気持ちにさせられ、投資話や金銭要求だけでなく、体の関係を求められても応じやすくなります。

ポイントは、肩書きそのものより、「この人に選ばれている自分」を手放したくないという気持ちの方が強く働いている、ということです。

特徴②:相談できる友人が少ない

婚活アプリでの出会いは基本的に個人プレーで、一人で進めている方がほとんどです。「それっておかしくない?」と指摘してくれる友人関係は、年齢を重ねるほど少なくなりがちです。

特に50代・60代になると、婚活していること自体を周囲に知られたくないという方も多く、一人で抱え込むからこそ、違和感があっても「相談して確かめる」というブレーキが利きません。さっきの事例の方も、誰にも相談せずに振込を続けていました。

特徴③:経済的に余裕がある

経済的な苦労をあまり経験してこなかった方も、ターゲットになりやすい傾向があります。シニア世代で特に気をつけたいのは、死別を経験された方、賃貸収入で生活されている方、自営業や会社経営をされている方です。「お金に困っていなさそう」というイメージを持たれやすく、多少の金額なら”取り返せる”という感覚が油断につながります。

特徴④:結婚願望が強い女性

男性とのお付き合い経験が少ないタイプの方は、優しくされるとすぐに信用してしまう傾向があります。加えてシニア世代は、「もう出会いのチャンスは少ないかもしれない」という焦りを抱えていることが多く、それが判断を鈍らせる大きな要因になります。

「私は大丈夫」という人ほど危ない

賢い人・社会的地位のある人ほど「自分は騙されない」と思っています。でも詐欺師は、まさにそういう人を狙います。疑いを持っても「自分の判断を信じたい」というプライドが、途中で引き返すブレーキを利きにくくさせるからです。

そして、これは正直にお伝えしますが、「投資しないか」「お金を貸してほしい」という話が出た時点で、もう手遅れに近いです。そこまでの信頼関係を、相手はあなたを騙すために意図的に作ってきているからです。

大事なのは、「お金の話が出てから疑う」ことではなく、「お金の話が出ないように、最初から距離感を管理する」こと。会う前提を作る前に、身元がはっきり確認できない相手とはお金の話は一切しない、という一線を、感情が動く前に自分の中で決めておくことです。

結婚相談所は、その”一線”を最初から用意してくれる場所

婚活アプリや出会いパーティーは、交際に発展した後は当人同士の自己責任です。間に入ってサポートする存在がいないので、明確なルールもありません。

結婚相談所では、入会時に住民票、独身証明書、運転免許証、源泉徴収票・確定申告書・年金手帳、短大卒業以上の学歴証明書などの提出が義務付けられています。正直、この書類集めは面倒です。でも、この”面倒くささ”こそが、詐欺師を最初から排除する仕組みになっています。

そして、投資話や不自然な金銭の要求があった場合、私たち婚活アドバイザーが間に入って止める立場にあります。さっきの事例の彼女も、誰かに一言相談できていれば、あそこまでの被害には至らなかったはずです。「変だな」と思ったことを、一人で抱え込まなくていいんです。

ちなみに、結婚相談所は”守られる場”であると同時に、”節度が保たれる場”でもあります。交際中に過剰な金銭のおねだりをしたり、勧誘目的が疑われるセミナーへの誘いがあったりすれば、仲人からしっかり注意が入ります。誰か一人の暴走を許さない仕組みがあるからこそ、安心して婚活を続けられるんです。

婚活は、出会いのチャンスが少ないと感じるほど、気持ちが焦って判断が鈍りやすくなります。だからこそ、「怪しい」と感じた直感を、自分で握りつぶさないでください。

「お金の話が出た時点で、その関係はもう終わりでいい」

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり22年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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