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56歳女性の婚活相談~お見合いから交際までの流れ

こんにちは、東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー池三津です。

今回は、結婚相談所で活動中の56歳女性(保育士)会員様からのご相談内容を一部ご紹介させて頂きます。結婚相談所でのお見合いから、ご成婚退会に至るまでの経緯も合わせてご参考にして頂けたら嬉しいです。

仮交際中の56歳女性会員様のお悩み

今回、ご相談頂いた保育士56歳女性会員様(K様)はご入会してから4か月。

お見合いされた人数は3人。そのうち、今年のお正月明けにお見合いをされたお相手62歳男性様(S様)と仮交際に入り、お見合いから約二ヶ月が経過。

先日、3回目のデートを終え、その足でご相談のためご来社頂きました。

「今日、やっと3回目のデートでS様とお会いすることができましたが、これから先もこのようなペースで、はたして進展していくものなのでしょうか?」

「仮交際(いわゆるただのデート)から本交際(恋人同士)になる流れが分からない」K様のお悩みでした。S様についてもう少し詳しく聞いてみると、連絡をマメにすることが苦手で、女性に対して少し不器用なタイプなのだそうです。

デート4回目は「起承転結」の転

本来、結婚相談所での出会いというのは、「起承転結」の流れで成婚退会される傾向にあります。

まず、お見合い「起」から始まり、お互いご縁に繋がれば、仮交際「承」に移ります。仮交際の期間は1ヶ月から2か月ほど。その期間でデートが3回から5回続けば、本交際「転」に移行します。この段階において、はじめてお互いが本命のお相手ということで認識することになります。

その後、数回デートを重ねた後、婚活アドバイザーが最終的にお互いの気持ちを確認し、プロポーズを経て成婚退会「結」されていきます。

起承転結に当てはまらないケースもある

今回のケースでは、次回のデートが4回目にあたりますので、本来ならば本交際「転」に移行してもよさそうな状況にあるのです。

しかし、現時点で3回デートが出来たとしても、デートとデートの期間が空きすぎてお互いの距離感が縮まっていないのです。

このような状況では、本交際「転」には至らず交際終了となりうることもあるのです。ただ、K様とS様に関しては、お見合い「起」をした後、仮交際「承」を通り越して、いきなり本交際「転」に入ることになったのです。なぜなら、お見合いでのお互いの印象が、二人とも恋愛に対して不器用で、自分自身の気持ちを伝えることが苦手であることが共感でき、凄く身近に感じられたからだそうです。

連絡がまめでないお相手男性に対する交際中の婚活サポート

本交際に入り、お二人の距離は少し縮まったかのように思えました。K様も彼の生活スタイルに合わせて、メールを送ったり、ご自分からも積極的になろうとコミュニケーションを取るようにしていらっしゃいました。しかし、S様は面倒くさがりなところがあるようで、彼からは、メールの返信が2~3日後だったり、内容によっては既読無視。これでは、女性のお気持ちが冷めてしまいます。

「面倒くさがり」と「不器用」はイコールではありません。婚活アドバイザーはこんな時にもお二人の間に仲介します。私がK様の伝えきれない気持ちを代弁してお伝えしましたところ、S様は(このままではお断りされてしまう)と動揺し、すぐにK様へお電話をし、次回お会いする約束を取ることが出来たようです。

プロポーズのタイミングも『鉄は熱いうちに打て』

最終的には、S様がK様にプロポーズしなければ成婚退会とはなりません。

では、どのタイミングで男性はプロポーズするのが良いのでしょうか。

答えは、女性「鉄」の気持ちが熱いうちにするのが、プロポーズを成功させる秘訣であります。本交際に移っている段階では、女性がプロポーズを受ける気持ちが固まっているのであれば、次のデートの時にプロポーズをするのがベストタイミングになるわけです。

しかし、男性が決断できずにこのタイミングを逃してしまったら女性の気持ちは徐々に離れていくことになるのです。そうならない為に、結婚相談所では、私達婚活アドバイザーが、お二人の間に入って、きちんとプロポーズのタイミングを教えて差し上げますので安心してください。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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