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50~60代の初婚の方の婚活事情~成功事例やサポート内容など

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所で28年目、ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今回のブログテーマは、結婚したい!50~60代の『初婚の方限定』の記事です。

晩婚化が進んでいる今、婚活アドバイザーの私にとって初婚の高齢者は珍しくありませんが、バツイチや死別など、結婚経験のある中高年シニア世代の初婚の方は、初婚の方に対するイメージは少々違うようです。

『初婚の50代・60代』のイメージ

  • 「何故その年齢まで独身だったのでしょうか?」
  • 「変わった方なのでしょうか?」
  • 「理想が高いのでしょうか?」

上記の3点は、一番多く挙がる初婚シニアのイメージです。あくまでもイメージで、そんなことはもちろんありませんが、実際に初婚の50~60代の方のお話を伺ってみると、婚活を始めたきっかけは人それぞれ事情があり、イメージとは異なります。

初婚の50~60代の方が婚活を始められたきっかけ

  • 「それまでは仕事が面白く、結婚したいと思わなかった。」
  • 「親の介護で、結婚どころではなかった。」
  • 「親が亡くなり、独りの寂しさから結婚したいと思うようになった。」
  • 「長年お付き合いしている人がいたものの、別れてしまった」

30代や40代の時に70歳になった時のご自身をイメージできるのは、すでに結婚されていてお子さんがいて、家族がいらっしゃる方だと思います。若い頃は「なんとかなる」とぼんやり他人事のように考えていた老後が、50~60代になると、身近に感じられリアルになってきます。そのタイミングで結婚を意識される方も多いです。

コロナ禍の今は特に、外出を自粛して、自分と向き合う時間ができ、改めて婚活をしようと決心した方もかなりいらっしゃいす。3.11の東日本大震災の時にも同じ事がありました。不安な世の中でも誰かと支え合って生きていきたいという気持ちになりますよね。

50代・60代の初婚の方の婚活の特徴

事実婚・入籍は数年先…など、シニア婚活は、希望するパートナーシップの形も様々です。ですが、初婚の50代・60代が結婚相談所で婚活した場合は、若い世代と同じ流れです。『プロポーズして婚約』という形がゴールとなり、成婚退会に至ります。

続いては、初婚の方特有の婚活の傾向から、どのようにご成婚退会に至ったかなど、サポート内容をご紹介していきます。

婚活がうまくいかなかった初婚の方の成功事例とサポートについて

交際経験0の58歳男性(埼玉県在住)

今まで低価格で婚活できる結婚相談所や、結婚情報サービスで婚活経験があり。お見合いをしたことがあっても、一度も交際経験がなく、ご自分自身がなぜ婚活がうまくいかないのか分からず、結婚相談所を転々とされていました。

これまでは、「お見合いでお断りされる理由を聞いたことがなかった」そうです。実際にお見合いのお相手に感想を聞くと、婚活の愚痴や身内話など、ネガティブな話題が多かったり、すぐにでも改善できるポイントが多々見られました。

『学歴重視』大卒希望の64歳女性(東京都在住)

大卒の初婚女性は、お相手の学歴にこだわりを持たれる傾向があります。「高卒の方とは話が合わない」「お相手が高卒だと、自分の学歴に引け目を感じるのではないか」など、大卒の方と価値観が合いやすいイメージがおありのようで、大卒以上の男性を希望されます。

60代ともなれば、学歴が出世や昇給に関係することもありません。学歴からお相手を絞りすぎると、ご縁を逃してしまう確率が高くなってしまいます。話が合うかどうかは、実際に会ってから判断すれば良いとアドバイスいたしました。学歴重視で婚活していらっしゃいましたが、最終的には、専門卒の男性とご成婚退会が決まりました。

『初婚男性』にこだわりすぎる56歳女性(東京都在住)

離婚経験ありの男性の離婚理由を気にされすぎていて、結婚相談所ご入会当初は、同じ初婚の男性の方としかお見合いをしたがりませんでした。離婚に対して「DVや借金・浮気など非があったから離婚したのでは」と、一方的に悪い印象をお持ちであったり、死別の男性に対しても、「亡くなった妻を引きずっているのでは」「比べられるのは嫌」といったお考えでした。

20代・30代の初婚女性なら、同じ初婚の男性が良いと言うのも分かりますが、50代・60代になり婚歴を重視されすぎると、ご縁を逃してしまう確率が高くなります。婚歴にこだわりすぎず、初婚の男性を中心に、再婚生別・死別の男性ともお見合いされた方が良いとアドバイスしました。

決断力がない60歳男性(神奈川県在住)

結婚したい気持ちはあっても、交際相手に対して優柔不断であり、成婚退会を決意するまでに時間がかかっていました。また、この先、独身のまま独りでも生活はしていけるため、婚活に対する焦りがありませんでした。

結婚は、男性が求めないと普通決まりません。このようなタイプの男性には、女性がリードするくらいの感覚をお持ちでないと決まりません。ご本人の後押しをするのは勿論ですが、交際相手の女性の方に働きかけご縁を結びました。

若い世代の『初婚』と同じ感覚にならなように

冒頭で、「初婚の50~60代が結婚相談所で婚活される場合は、若い世代と同じ流れ」とお伝えしましたが、大きく異なるのはもちろん『年齢』です。女性にご注意いただきたい感覚的なことですが、成婚退会後、結納や結婚式・婚約指輪などが当たり前にある前提で考えないよう、お気をつけください。お相手と相談して、お二人にとってふさわしい形を決めていかれるのがベストです。

初婚シニアの魅力は『身軽』

結婚するということは、家族ができるということです。中高年世代ともなると、お相手が再婚で子供がいらっしゃって、その子供も成人して結婚して孫までいることも珍しいことではありません。家族の輪が広がることも素晴らしいことですが、その分面倒なことも今後あるかもしれません。初婚のシニアを希望する方は、そういった心配がないことを大きな魅力だと考えていらっしゃる方が多いです。

初婚のシニア婚活まとめ

結婚したい!50代・60代「初婚」の婚活について、成功事例と具体的な婚活サポートなどをお話させていただきましたが、いかがでしょうか。同じシニア世代で、初婚であっても、会員様一人一人にとって、必要な婚活サポートは異なります。第三者のサポートがあるからこそ、結婚が決まるのが、シニア世代です。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。その他、「初婚」に関する記事はタグにまとめてあります。ご参考になさってください。

関連リンク:初婚に関する記事一覧

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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