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【死別シニア男性向け】婚活がうまくいかない理由と好印象を持たれる方法

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今回のブログは、『奥様と死別された男性向け』の記事となっています。

  • 死別して寂しい
  • お見合いや交際で断られてばかり。自分の何がいけないのかわからない

「再婚死別」の男性で「婚活がうまくいっていない」とお悩みの方は、ぜひご参考になさってください。

死別ならではのよくあるお見合い後のお断り理由

お見合い相手が死別した奥様を引きずりすぎて、重すぎました。寂しいのは分かるけれど、死別を乗り越えて新たなパートナーを見つけたいという気持ちが見えなかったです

ネガティブな発言が多くて、前向きな気持ちになれませんでした。亡くなった妻の話をお見合いの席で延々とするので疲れたわ

お見合い後のお断りの理由としてこのように女性様から、よく言われます。ご本人は、死別を乗り越えて、新しいパートナー探しを頑張っているつもりでも、女性に、「全然立ち直れてない・・・」と思われてしまっているようでは失敗です。

寂しさなのか好意なのかの見極めが分かりにくい

死別男性と仮交際が成立し、デートする間柄になっても、女性は自分に対する言動が、「純粋な好意なのか」「死別して寂しいから誰でもいいのか」の見極めがつきにくいようです。

もちろん両方の思いがあるからこそ、お相手探ししていることも理解していても、このあたりは死別男性と交際中の女性が一度は感じることでもあります。

死別男性と仮交際→交際終了した50代女性のケース

「仮交際が成立し、毎晩、電話をくれるようになりました。それ自体は嬉しかったけれど、お酒を毎晩飲みながらの長電話に違和感を感じました。夜寂しいから、電話してくるだけなのかなぁ・・・と感じたのと、デートの時も昼間からお酒を飲むので、寂しさから酒浸りなのかしら。お酒を飲むと、急に陽気になる落差もすごくて、『この人の悲しみに寄り添えない』と気が重くなり交際終了しました。」

実はこちらの女性も死別経験者。お互いに伴侶を失う心の痛みが分かるからこそ、と当初は考えていたそうですが、ご自分まで暗い気持ちになってしまいました。立ち直るきっかけを女性に背負わせてしまうのは重荷です。

寂しい気持ちは、言葉にせずとも当然伝わっているでしょうから、亡くなった妻の話題は極力避けた方がいいですね。

好印象を持たれやすい死別シニア男性の特徴

  • 「『料理が作れないから、食事に困るよね。料理教室でも行こうかな』と言ってて、(かわいい)と思ってしまった」
  • 「死別して身だしなみがだらしなくなったりするのではなく、清潔感ある男性は良い」
  • 「吹っ切れてる感じで、じめじめしていない人は、楽しい時間を過ごしたいという思いが伝わる」
  • 「そもそも、死別は結婚生活が破綻して離婚しているわけではないので、そちらの方が良い」
  • 「離婚理由を話す時に、元妻の悪口を言う人も中にはいるけれど、死別の男性からは悪い話を聞かない」
  • 「財産分与などがないため、経済的にも離婚していない方が良い気がする」

上記の下の三つは、そもそも死別男性を好意的に感じる女性側の意見ですが、寂しい・暗い印象を持たれないようにぜひ意識して、女性と接していただきたいです。

これまでにも、死別経験のある方にむけた婚活記事や、死別を乗り越えて婚活を成功されたご成婚退会カップルをご紹介させていただいておりますので、ぜひそちらの記事もご参照いただければ幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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