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【男性向け】死別後婚活の時期や相手の反応への不安・お悩みにアドバイス

こんにちは、東京・銀座で30年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

妻が亡くなって半年ほどです。パートナー探しの開始時期はいつ頃が良いのでしょうか?

50代の男性様から、このようなご相談を受けました。

  • 他の死別した男性は、いつから相手探しを始めているのか?
  • 死別して早い段階で婚活したら、女性に引かれたりしないか?

こういった事もご心配だったようです。今回は『死別された男性の方』向けに、カウンセリング内容をご紹介させていただきます。

結婚相談所への問い合わせは勇気がいります

「お辛いご経験をされましたね」と、まず声をかけています。このブログにたどり着いた方もおそらく、死別をご経験され、同じような思いで見てくださっていると思いことでしょう。。

妻や夫に先立たれるというのは、親を亡くすより寂しく苦しいものです。パートナー探しについて情報収集しても、私共に直接コンタクトを取る事自体、とても勇気のいることです。

死別して3ヶ月頃から寂しさを痛感する

お葬式や納骨までは、ご自宅にお客様が弔問にお越しになったり、忙しいですよね。やるべきことがある時は、寂しさを感じる余裕もなく、時間が過ぎていくものです。

子供たちが週1位のペースで様子を見に来てくれたりもしますが、帰った後がより寂しくなります。49日を過ぎて落ち着いてから、本当の独り身の寂しさを実感しました。

ブライダルゼルムにお越しになるお客様のうち、死別経験のお客様、特に男性は『死別して1年未満』が多いです。パートナー探しの時期については人それぞれ。お気になさらず、ご自身が「パートナーが欲しい」と感じたタイミングで大丈夫です。

結婚生活に幸せなイメージを持っている方が多い

妻を亡くしたから、「もう一生独りで生きていく」となる男性はほとんどいらっしゃいません。

離婚して「結婚はもうこりごり」となる方もいらっしゃる中、死別された方は、誰かに愛され大切にされた良い思い出をそのままお持ちの方が多いので、ご縁があればまたそんなお相手と出会いたいという気持ちはあるものです。

すぐに婚活したらお相手に引かれてしまわないか不安

死別して数ヶ月で、結婚相談所でお見合いなんて、薄情なんじゃないかと、相手に思われないか心配です。もし相手に驚かれたら、なんて答えたらいんですか?

死別男性とお見合いする女性にとって、『元妻との死別経験から立ち直れていない男性』とお見合いすることは一番避けたいことです。正直なところ、時期は関係なく、何年経過してもお見合いの際に、涙を浮かべて亡き妻の話をしてしまうような男性もいらっしゃいます。

婚活相手に伝えたいのは、『亡き妻への愛情の深さや死別した悲しみ』ではなく、『これからの人生を新しいパートナーと幸せに過ごしたい』という思いです。

長い闘病生活を経ての病死された妻を看取った男性は、『やりきった感』があります。

もし、死別した時期を聞かれて、「まだ一年もたっていないんですか」と驚かれてしまった場合は、「できることは全てやって、看取ることができた。」という亡き妻へのやりきったという思いが伝わると悪い印象になりません。

他に、予めプロフィールに死別した時期や、パートナー探しに対する思いを書いておくことで、意地悪な質問を予防することもできます。

婚活を開始した時期の早さで引かれてしまうよりも、死別男性の暗いじめじめ感を出さない方が、大切です!

今の結婚相談所は、中高年・熟年シニア世代にとっては様々なニーズがあり、事実婚や入籍を希望しないお相手探しをしていらっしゃる方も増えています。事実婚にも、一緒に暮らす・別居婚など、人それぞれのご希望もありますし、当初のご希望が決定版ではなく、お相手次第でお気持ちが変化していくことも十分にありえます。

どんなお相手が今のご自身に『必要な人』であるのか、アドバイザーと話し合ってみるのも良いご経験になると考えていますので、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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