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【出入り禁止になる人3選】シニア世代向け出会いパーティーのトラブル事例

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

ブライダルゼルムでは、年間約80本(コロナ禍では開催できない出会いパーティーもあります)のシニア世代向けの出会いパーティーを開催しています。

ブライダルゼルムだけのお話ではなく、出会いや婚活イベントを主催する側の共通点として、残念ながら、『出会いパーティーを出禁(出入り禁止)になってしまう方』について、お話していきます。

直接「出入り禁止」と言われることはほとんどない

出入り禁止になってしまうお客様に関しては、ご予約を敬遠する形をとる運営会社が殆どです。出会いパーティーの真っ最中にトラブルが起きて、その場でご退場いただく以外、「あなたは出入り禁止です」と直接お伝えする事はしません。改めてご予約を再度いただいた際に、ご予約をお預かりしないよう促すだけで、ご本人も「出禁になった」と自覚する事はないケースが多いでしょう。

では、主催者側は、どのようなお客様を出入り禁止にするか、ご紹介していきます。

①無断キャンセルされる方

キャンセルのご連絡もなく、キャンセル料金もお支払いのないお客様については、男女比を揃えて人数調整をしているため、他のお客様のご迷惑になってしまいます。時々ご予約自体を忘れてしまったり、お日にちを間違えているお客様もいらっしゃいますが、そんな場合でも、キャンセル料はもちろん発生してしまいます。

ブライダルゼルムでは、出会いパーティーのご予約日の事前確認のご連絡をさせていただいています♪

②良識あるマナーのない方

例えば、他のお客様に暴言を言ったり、出会いパーティーの全体の雰囲気を悪くしてしまうようなタイプの方は、出会いパーティーの進行の妨げになってしまうので、その後のご参加をご遠慮いただいています。

③お客様からクレームが多い方

金銭トラブル、男性でしたら体目的のクレームなどが続くような方からのご予約を受ける運営会社は少ないでしょう。ただし、出会いパーティーでの個人間でのトラブルによるクレームは、一方からのみのお話となってしまう事の方が多いので、『要注意人物』としてマークされます。ご参加される方一人一人が、お金の貸し借りはしないなど、気を付けていく必要もあります。もちろん、勧誘・セールスや、パーティー後の出待ちなどは、NGな行為となりますので、こちらも対象です。

また、出会いパーティーを出入り禁止になるのは、男性のイメージがあるかもしれませんが、そんなことはなく、上記に該当する方は、もちろん女性にもいらっしゃいます。

シニア世代ゆえのトラブル

ブライダルゼルムは、20代から若い世代の出会いパーティーも以前には行っていましたが、シニア世代の出会いパーティーだけを主催するようになって感じた違いもあります。

同性間の距離感が近い

出会いパーティーは、異性との出会いが目的ではありますが、同性でいわゆるパーティー友達になり、その後トラブルに発展・・・ということもあります。異性には警戒していても、つい同性同士だと気を許してしまいがちです。

また、出会いパーティーが初参加の方は、進行の流れが分からないのでスムーズに動きづらいです。そんな時に「ほら、あんた!さっさと動いて!」と、強い口調で声をかけてしまうお客様もいらっしゃいます。言われた方は嫌な気持ちになり、一触即発の不穏なムードになってしまう場面もたまに見られます。若い世代の出会いパーティーでは見られない光景です。

こんな時はスタッフがすかさずフォローに入りますが、周囲の女性に「語気の強い男性」という印象を持たれてしまう事は、ご本人にとってマイナスです。周囲への好感度を意識した振舞いをしたいですね♪

私が出入り禁止にしたお客様

もう10年以上前ですが、あるお客様がパーティーへ参加されると、トイレの備品やハンドソープの中身まですっかりなくなるという事がありました。特定できずにいたものの、その方が何度かご参加された際、お預かりしたお荷物(紙袋)の中に、私の私物(私の直筆の名前いりで、洗面所の棚の中から盗んだもの)を見つけてしまい、「これはもう黒だ」と、そっとその私物を取り返した経験があります。もちろんご本人に出禁とは言いませんでしたが、盗んだ筈の物が無くなっていたので、その後、二度とその方からご連絡はありませんでした。

まとめ

出会いパーティーは、気軽に参加できる分、本当に色々な人がご参加されます。その日その時の運の要素も大きいですし、せっかく勇気を出して参加しても、がっかりしたり残念な思いをする事もあります。しかしながら、カップリングが成立しても、たまたまその日はカップルになれなくても、ご参加いただくお客様の皆様には、気持ち良く帰っていただきたいものですし、「また参加したい」と思われるような良いイベントを行いたいのが、運営側の思いです。

それには、お客様一人一人の楽しむ気持ちや、周囲への配慮や思いやりも不可欠だとも感じます。そして、そんな方はお相手にも素敵に映るため、モテますしカップリングが成立しやすいのも事実です。

これからも、皆様が楽しくご参加いただけるような良い出会いパーティーを開催できるよう、運営側としてもお客様に配慮してまいります。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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