こんにちは。東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
結婚相談所を掛け持ちしてる人っているんですか?何のために?メリットとデメリットを知りたいです。
結論から言うと、結婚相談所を掛け持ちされる方は珍しい事でもありません。
理由も様々で、
- 今の結婚相談所の活動が上手くいかない
- お見合いチャンスを少しでも増やしたい
- ちょうど今の結婚相談所の活動期間が終わるので退会予定
- 自分に合いそうな結婚相談所を見つけたのでそこでも婚活してみたい
多くは、上記のような理由が挙げられます。
今回、ご成婚退会が決まったヤスコ様(61歳女性/神奈川県在住・介護系職種)も、ブライダルゼルムと、別の結婚相談所を掛け持ちして、婚活に成功されました。
きっかけは「交際の相談に乗ってほしい」
元々ご活動されていた結婚相談所では、活動歴も長く、アドバイザーもとても良い方と感じていたものの、「別の仕事もされていて忙しそうで、交際の相談がしづらい」とお悩みでいらっしゃいました。ご利用されていた連盟も、良縁ネットだけでしたので、
そうしたら、ブライダルゼルムでは、IBJとNNRを利用して婚活してみて、良縁ネットで交際中の方についても、私に相談したら良いのでは?
このようにご提案させていただき、ゴールドコースで活動することになりました。
掛け持ちでの婚活状況
活動期間は一年間。後半は、ご成婚相手との交際に集中されていたものの、ブライダルゼルムでは、お見合い人数18名、仮交際は5名でした。掛け持ちでの婚活でしたので、実際はもっとお見合いをこなされていたことでしょう。
婚活を通して感じたのが、ヤスコさんご自身が優柔不断な所や、言葉で気持ちを表現するのが苦手で「察してほしい」タイプだった点です。また、「可愛げのある女性になれない」とお悩みで、『自分らしさ>結婚したい』と優先順位がズレているのも気になりました。
「このままでは中途半端で、出会いの分母より、婚活力を上げないと成婚が見えてこない」ヤスコさんもアドバイスを実践できないと、苦戦されたようですが、活動の後半戦は、本当に意識が変わられた印象です。
ご成婚相手について
そのヤスコさんから、掛け持ち先でのご成婚報告をいただきました!「ありのままの自分を受け入れてくれて、彼の前では、可愛い女性になりたいと思っています。」という言葉が出てきて、驚きました!
「『幸せだな・うれしいな』とポジティブな言葉でちゃんと伝えることが、いかに大事で、お相手にも自分にプラスに働くのかがよく分かった」とおっしゃられていました。
結婚相談所の掛け持ちのポイント
①「連盟かぶり」がない結婚相談所を選ぶ
掛け持ちしている結婚相談所が、同じ連盟に加盟していたら、プロフィールが二つ存在することになってしまいます。また、ご自身が見ることができる会員プロフィールも同じになってしまいます。
掛け持ちの目的は、出会いの幅を広げる事ですから、ネットワークや連盟かぶりがない結婚相談所に登録されることをおすすめします。
②婚活時間が十分にある
結婚相談所を掛け持ちするということは、お見合いや交際チャンスも増えるという事です。
婚活成功された方は、皆様「スケジュール調整が大変だった」とおっしゃいます。仕事やプライベートの隙間時間に婚活とイメージされている方は、『仕事=婚活>プライベート』と取り組んでいく必要性も感じる筈です。
婚活時間の確保ができなそうな多忙な方は、結婚相談所の掛け持ちは不向きです。
③費用の余裕=心の余裕
結婚相談所を二つ登録できる費用面での余裕がある方でないと、婚活が上手くいかないと感じた時に、精神的に不安定になりやすい傾向があります。婚活で大切なのは、ストレスを上手く発散して、モチベーションを保つことです。
短期で結果を出そうとすると焦る分、婚活相手に対して見切りをつけるのも早くなってしまったり、婚活自体の諦めも早くなるので、心に余裕を持ってしっかり活動していくことが大事です。
61歳女性の婚活を振り返って
ブライダルゼルムで成婚退会とはなりませんでしたが、男性の気持ちの掴み方・交際の進め方・結婚してからも、お二人が居心地よく過ごすための思考など、「一皮むけた」手応えを感じられたようです。
婚活歴も長く、ご自身もどう頑張ったら良いのかわからない状態で、今までの婚活をすべてリセットして進化する婚活を目指し、婚活に成功されました。
同じようなお気持ちの方で、結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。