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【ずるずる仮交際が長引いてしまう方向け】真剣交際に向けて気を付けたい7つの事

こんにちは、東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今回は、

  • 結婚相談所で出会ったお相手と、3ヶ月以上仮交際している方
  • 「なんで他の人は三ヶ月で成婚を決められるの?」と思っていらっしゃる方
  • 結婚したいのに、真剣交際に進めない方

そんな方向けの婚活アドバイス記事は数多くあるものの、中高年・熟年世代ならではのポイントについてご紹介していきます。

結婚相談所では、1人のお相手との交際期間は『三ヶ月』と決まっています。最長は半年まで延長も可能ですが、それ以上は自動的に成婚退会になってしまいます。仮交際中は、複数のお相手と同時にお付き合いができるので、仮交際の進め方についてきちんと理解しておかないと、進展がないままあっという間に時間が経ってしまいます。

ご自身の婚活を振り返りながら、「当てはまるかも」と感じた方は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

①交際相手とのデート時間が不十分

仮交際中は、できるだけ知り合う時間を増やして、相性が良いのかを確認していく必要があります。デートが3週間~月1ペースでは、仲良くなること自体が難しいです。シニア世代の方は、既にお仕事をリタイアされていたり、時間的に余裕がある方も多いので、お相手とのデート時間がとりやすく、相性が早い段階で判断しやすい傾向があります。

結婚相談所に入会したばかりの頃は特に、お見合いをこなしながら、デート予定をいれていくので、「スケジュール調整が大変」と感じる筈です。それにも関わらず、「明日、雨らしいから延期にしましょうか」と、お天気を理由にデートを先延ばししたり、ご自分の都合をお相手に合わせてもらうスタイルに偏りすぎてしまうと、なかなかデート自体ができません。

大切なのは、『お見合いよりもデート』としっかり理解して進めていきましょう。

②お見合いする事ばかり注力しすぎる

仮交際中でも、結婚相談所に入会したばかりの頃と同じくらいのペースで、お見合い予定をいれていく方がいらっしゃいます。

ご本人は効率よく婚活をしているつもりでも、お見合いを優先させるあまり、仮交際が中途半端なお付き合いになってしまって、結局どなたとも進展できなかった・・・という事も起こってしまいます。

出会いのチャンスを増やしていくことは大切ですが、短期で成婚退会する方は、最低でも週1ペースで時間を作り、デートするので、仮交際2名と進行しつつ、交際状況で新規のお見合いをいれるかどうかで入れ替えしていくイメージです。それで十分忙しくなります。

複数名と同時進行しすぎている方は、気持ちが散漫になり、ちょっと自分と合わない所があると「はい、次」となりやすく、一人一人と向き合ったお付き合いができない傾向があります。

関連記事:【女性向け】仮交際が成立したら「三回デート」を目標に~真剣交際までのデートの進め方

③長時間デートをしていない

毎回ランチやディナーだけのお食事や、軽くお茶するだけの短時間デートばかりでは、いっこうに距離感が縮まりません。『決め手』に欠ける状態で平行線が続いてしまうので、2回目以降のデートでは、半日~1日のデートを計画するように意識しましょう。短時間デートでは見えない違った印象を持てる筈です。

特にシニア世代になると、自然と交友関係も狭まりますから、若い世代よりも、長時間のデートはより刺激的にも感じるでしょうし、情も湧きやすいのです。

たとえ1日デートして「合わない」と交際終了になってしまったとしても、ずるずると仮交際を続ける状態よりはずっと良いです。女性からも積極的に、長時間デートのお誘いして差し上げてください。

デートの時に次の約束を取り付けられるのが理想的で、少しずつ会う時間を増やしていくイメージです。そうしていくと、3,4回会うまでに自然と交際継続・終了したいかの判断は見えてくるものです。

関連記事:お見合い後の交際が進展しない…『受け身』な男性の傾向と対処法

④結婚生活のイメージができる大切な話ができていない

「ただ楽しくデートしているだけで、大切な話ができていない」というのも、仮交際が進展しない原因です。ご自分が、どんな事を事前に知っておかないと真剣交際に進めないのか考えてみましょう。

また、男性の中には、大切な話を自分から出来ない不器用な男性だからこそ、独身でここまできてしまった場合もあります。女性も「女性から聞くべきことじゃない」・「こういうことは男性から話してほしい」ではなく、いったん担当婚活アドバイザーにご相談してみましょう。

女性によっては、真剣交際にならないとより踏み込んだお話ができないタイプの方もいらっしゃいます。プロフィール上に交際マークをつけてしまうと、他の方と同時進行ができなくなってしまうので、下記に挙げたポイントはある程度聞いておくべきです。

  • 結婚後の住まい(男性の家に入る形なら、自宅や周辺環境)
  • 結婚後の仕事
  • 健康状態
  • おおまかな経済事情

こういった諸々のすり合わせをしていくにつれて、女性も安心感を持てるようになり、真剣交際に進むかどうかの判断もつきやすくなります。

関連記事:結婚相談所の成婚退会前の【交際マーク】についての素朴な疑問にお答えします

また、下記の場合に関しては、進展も期待できないにも関わらず、放置しているだけの状態なので、ご本人にとってマイナスです。

⑤交際相手がいないのが不安

お見合い予定や交際相手の存在がない状態だと不安になってしまい、なんとなくキープしておきたい気持ちになってしまう方がいらっしゃいます。

⑥自分から「交際終了」にできない

「申し訳ない」・「相手から交際終了された方が気が楽」という気持ちを持たれる方がいらっしゃいます。

一ヶ月弱お互いに連絡をとっていない状態でしたら、これ以上引き延ばしておく必要もありませんので、断捨離することをおすすめします。

交際終了するか決められない人は、成婚退会するかどうかも決められないものです。

まとめ

あまり仮交際・真剣交際を難しく考えることなく、上記を意識してお付き合いを進めていければ、「交際終了」か「真剣交際」かの答えは、3ヶ月もかからず自然と出てきます。もちろん真剣交際に進んだ際に、仮交際中は見えてこなかった事が分かり、交際終了になってしまう事もあります。

いずれかの結果に至っても、婚活を成功させるために覚悟や勇気をしっかりと持って、担当アドバイザーと交際状況を相談しながら、婚活を進めていくようにしましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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