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【50代・60代の婚活】占い好きはご注意!依存して婚活に失敗するケースや賢い活用方法について

こんにちは、東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

占い自体は、別に信じないという方でも、ふとテレビで「今日のラッキー星座ナンバーワンは、〇〇座のあなた!」と、自分の星座が一位だと知ると、「おっ」と嬉しく感じて、その日の気分も良くなりますね。

そもそも日本人自体が、大安吉日を選んだり、縁起を担ぐ文化があるので、占いを好む性質があるのではないでしょうか。

私自身も、仕事柄、開運のためにゲン担ぎをしたり、占いやパワースポット巡りなども好きです。メンタルの安定は婚活アドバイザーにとって必要不可欠だと考えています。ゲッターズ飯田さんのファンなのも、「自分の考え方、生き方次第で運気が良くなる」幸せのヒントをくれるからです。

ゲッターズ飯田さんのツイッター、素敵な言葉がたくさん書いてあるので、おすすめです!

自分自身が幸せに過ごせる安心感を得るために、占いを参考にして楽しめる人は、正しく活用できていると思います。しかしながら、占いに依存して婚活している人は、かえってそれが自分自身の幸せを遠ざけている場合も多々あります。

女性だけではなく、占いがお好きな男性もいらっしゃると思いますので、ぜひ参考に読み進めていただけますと幸いです。

占いに依存して失敗している人の婚活事例

占い中心で婚活をしている人は、そうじゃない人よりも、自分自身の選択肢が狭くなる、このように考えられると優先順位が変わる筈です。にも関わらず、婚活アドバイザーから見て、占いがその人のためになっていないと感じる、もったいない事例をご紹介します。

①お見合い前に相性を下調べ

結婚相談所のプロフィールでは、生年月日について、『生まれた年と月』までで、誕生日までは記載されていません。

「生年月日を教えてほしい」という事前のお問合せは、ほぼ占いで相性を見るためのお問合せです。生年月日は個人情報になりますので、お相手の相談所側もご本人の了承を得てから、お伝えする流れになります。もちろんそれを聞かれた側は、よからぬ先入観を持ってしまうのが想像できます。

また、過去には、お見合いをお相手に申し込む前に、一人一人チェックして申し込みを検討する・・・という人もいらっしゃいました。お相手からお見合いOKのお返事が来るのかもわからないのに、です。その労力と時間がもったいない!と感じてしまいます。

②占いで『婚活開始時期』を決める

意外にも「今年は運勢が良い年だから、婚活しなさいと、占いで言われた」と、結婚相談所に登録する人も多いのです。それは良いとして、反対に「今年はダメな星回りだから、来年以降にしなさい」と言われたので、婚活を見送る人もいます。50代・60代の婚活で最も大切なのは、『時間』です。年を重ねる毎に不利になる状況で、悠長な事を言っている場合ではなく、運勢で先延ばしにする事自体が、ありえない事です。

③婚活相手に誤解されやすい

例えば、プロフィールの趣味欄に『占い』と書いている人は、男女共にウケが悪いです。

占いやスピリチュアル系の話は、興味のない人にとっては、宗教に傾倒している人と同じような感覚を持たれてしまう場合もあるでしょう。

特に、結婚相談所のお見合いという性質上、婚活相手が、特定の宗教を信仰していないかどうかは、警戒している部分でもあるので、大袈裟に捉えられ、誤解されてご縁を逃すようでは本末転倒です。

どんな人が占いにハマりやすいか

では、どんなタイプの人が占いに依存しやすいかというと、下記が挙げられます。

  1. 自分で決断ができない優柔不断な人
  2. 人を信じやすい・騙されやすい人
  3. 自分の弱さを身近な人に見せられない人
  4. 自己肯定感が低く、自信がない人
  5. 他人に否定されるのが嫌なので、都合よく同調してもらいたい人

①~④については、アドバイザーが、占い師に代わって、ある程度のフォローはしてもらえるでしょう。しかしながら、占い師と違い、アドバイザーは結婚するためのサポートをしていくので、⑤のように共感が得られる事ばかりではなく、ご本人が違和感を感じる場面も出てくる筈です。

結婚相談所の婚活では、ご自分が少々納得いかないことでも、アドバイスに沿って試してみるという行動力が求められます。ご自分の考えと異なるアドバイスをした時に、拒絶反応を起こしてしまうタイプの方は、婚活力が育ちにくいのです。

占いで悪い事を言われた時に「そうならないように気を付けよう」ではなく、「じゃあ、やめておこう」と考えてしまうタイプは、そもそもの考え方を変えていかないと、不安は消えません。

婚活中の方の賢い『占い』活用法

過去の恋愛や結婚のトラウマや、傷つきたくない・失敗したくないという不安を、どのように解消すればいいかの具体的な行動を、占いで聞いてみたら良いのではないでしょうか。そこで、「〇〇に行きなさい」と言われたら、行って安心するも良し。「毎日〇〇しましょう」と言われたら、新しい習慣として取り入れてみる・・・心の支えになるように活用できれば良いと思います。

まとめ

婚活期間の長い、シニア世代の男性が、「占い師に子供といる姿が見えると言われた」と相談にお越しになる・・・こんな事も何度かありました。自分が子供が欲しいから、無責任な占い師の言葉を都合よく信じて、これからも費やすであろう婚活期間を考えると、厳しい言葉を言うしかありません。

また、私自身も、「あなた、本当は子供を作れば良かったね。夫より7年後に死ぬから、独りで老人ホームで寂しい思いをするだろう」と占いで言われたことがあります。「そりゃそうだ」と思いました(笑)

結婚相談所で婚活中の方は、占いは適度な距離感で楽しむ程度にして、振り回されないよう活用しましょう。占いに左右されて、時期や相手との相性を決めてしまうのはもったいない限りです。自分の人生ですから、ご自身が感じる相性の良さを大切に活動を進めていってください。

最後までお読みくださりありがとうございました。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

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立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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