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【婚活男性向け】お見合いから交際成立後のファーストコールのコツ~失敗事例5選もご紹介

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。

今回は、『交際成立した男性向け』の記事になっています。

結婚相談所で、仮交際から交際終了になる一番多いケースは、『1回目のデート終了後』です。IBJのデータでは、初デートで7割以上のカップルが交際終了の判断をくだしているとの結果も出ています。

その中には、交際成立後の『ファーストコール』の時点で、既に「先が思いやられる・・・」と女性の気持ちが萎えてしまうような、男性の残念な言動を伺うこともあります。中には、初回未デートで交際終了すると、違約金対象になる事から、交際終了前提でとりあえずデートだけ消化させる女性も少なからずいるくらいです。

これまでも、交際成立後の流れについては、ブログでも取り上げさせていただきましたが、今回はファーストコールのお作法について、さらに細かく解説していきます。男性の方は是非ご参考に、ファーストコールを成功させてください。

ファーストコールとは?

結婚相談所の婚活では、交際が成立した場合、そこで初めてお互いのフルネームと連絡先を交換し、男性から一番最初のご連絡ををいれていただく流れとなっています。

せっかく交際が成立したにもかかわらず、ファーストコールのお作法がなっていないと、お相手に「やっぱり会いたくない」と感じさせてしまったり、「本当に交際する気があるのかしら?」と思われてしまいます。それほど、ファーストコールは、お二人の交際の今後を左右する重要なものなのです。

ファーストコールのお作法

ファーストコールまでの流れ

ファーストコールは、交際が成立した際に、担当婚活アドバイザー同士が、お見合いしたご本人様たちの連絡先を交換して、担当者経由で、お見合い相手の連絡先を教えてもらいます。

(※お見合いのお席で、ご本人様同士が連絡先を交換することは、結婚相談所のお見合いでは禁止されています。)

ファーストコールのタイミング・時間帯

連絡先交換をした当日か翌日の、『20:00~21:00頃』が良いです。

担当者間で、ファーストコールの予定日時を伝えておいてもらうとスムーズですし、お相手女性から、予め、希望の日時の指定がある場合もございます。

連絡手段は必ず「電話 」で

最近は、「電話をかける」という事に抵抗を感じる方も少なからずいらっしゃいますが、ファーストコールは必ずお電話で、声を聞いて会話することが大切です。

女性は、結婚相談所側から、「ファーストコールが電話でくる」と伝えられています。にも関わらず、メールやLINEでファーストコールが来ると、男性の前向きなお気持ちを感じられずトーンダウンしてしまいます。

実際、ファーストコールをメールで済ませてしまい、いつのまにか連絡が途切れ、進展せずに終わってしまうご交際も0ではありません。

もし、女性が電話に出なかったら…

すでに着信は残しているので、夜に電話をいれて、一両日中に女性側から折り返しの電話やメールなどの連絡がなければ、結婚相談所にその旨をお伝えしましょう。担当者間でやりとりして、女性に連絡をいれてくれます。

交際成立後は、『テンポ良く』を意識して、初デートのお約束を早めに取り付けたいです。

ファーストコールでお話すること

  • お見合いのお礼や良いお返事をいただけて嬉しい気持ちを伝える。
  • 次は、いつお会いできるかの初デートのお約束
  • 電話以外に、これからの連絡方法(メールやLINEなど)

今は、お電話よりもメールの方が、気楽に連絡ができると感じていらっしゃる方の方が多いので、三番目の項目の、お電話以外での連絡方法を確認することも大切です。

ただ、人によっては、ファーストコールの時に「LINEで連絡を取り合おう」というご提案をためらう方もいらっしゃいます。ショートメールかEメールか、あるいはLINEなどSNSでの連絡か、お相手様にとって、どちらがいいのか聞いてみましょう。

お相手がシフト勤務の場合など、ファーストコールの際にすぐ、初デートの日程のめどがたたない場合もございます。もし女性が日程を即答できなくても、「デートする気がない」と、ネガティブに考えないようにしましょう。

ファーストコールでNGなこと

  • 長電話
  • 馴れ馴れしい話し方で接する。(急に距離を縮めすぎない)
  • ファーストコールに出なかった際に、何度も電話をかけ着信を入れ続ける。

女性の気持ちが萎えたファーストコールの失敗談

女性の方から聞いた、ファーストコールの失敗事例をご紹介していきます。この記事を読んでくださっている男性は、真面目にファーストコールのお作法を学びたい方が多い筈なので、「こんな人いるの?」と驚かれるかもしれませんが、こういう男性も現実にいて、高確率で初デートか初デート前に、交際終了になっています。

① 明らかに酔っぱらっている状態

お酒を飲んでいらっしゃる様子で、話し方が酔っ払いで幻滅・・・

ファーストコールの緊張をほぐすためだったとしても、電話口の交際相手にバレてしまうほど酔っぱらっている様子でファーストコールをしては印象ダウンです。

② 長電話で余計な話をしすぎた

独り身で寂しいのかもしれないけど、電話が長すぎ・・・余計な話が多くて会う気がそがれてしまいました・・・

前述したNG事項にも挙げましたが、ファーストコールは10分もお話すれば十分です。長電話しすぎて、「次に会っても何も話すことがない」状態になってしまうことも避けたいです。特に、シニア世代で仕事をしていない独り暮らしの男性は、時間が十分にあり、話し相手ができて嬉しい思いから、つい自分のペースで話したい事を好きなだけ話してしまい、お相手への配慮が足りない事があります。

③ 「電話代」を気にしてケチな印象を持たれてしまった

「電話代がもったいないから、『LINE電話』でかけてもいいですか?」って聞かれて、この人ケチなの?って思っちゃいました!

この他にも、「かけ放題でしたら、電話かけなおしてもらえませんか?」と言ってきた男性もいました。

ファーストコールの電話代なんて、短時間の電話なので、数10円~100円程度です。ご本人は何気なく言ったつもりでも、そこでマイナスになる好感度のほうが、電話代よりもずっと惜しい、もったいない発言ですので、気を付けましょう。

④ 「忙しい」アピール

初デートが3週間後とかですよ。お見合いやデートで忙しいのかな、なんで交際したのって感じです。男性の熱量が低そうなので、こっちも冷めちゃう・・・

仮交際中は、できるだけお会いする機会を作り、相性を見ていっていただきたいので、初デートは、『二週間以内のお約束』が理想的です。

⑤ チープすぎる初デートの提案

初デートにファミレスを提案されて、楽しみな気持ちが萎えてしまいました・・・

学生ならまだしも、お見合いで出会ったシニア世代の男女の初めてのデートなのですから、ふさわしい場所選びを意識しましょう。初デートの場所が思い浮かばない方は、担当アドバイザーに相談してみてください。お住まいのエリアに合わせて、提案致します。

交際成立=「またお会いする機会をいただけた」

お見合い後、交際が成立したからと言っても、まだこの時点では「恋人同士」ではありません。お見合い相手から、またお会いする機会をいただけたという認識でいると、スマートなファーストコールが出来て、女性の印象もアップします。

ファーストコールでのコツをお伝えさせていただきました。せっかくの交際成立、チャンスを逃さず、真剣交際へ進み、ご成婚を目指しましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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