こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。
毎年G.Wは、真剣交際にプロポーズにと、結婚相談所業界の繁忙期でもあります。60代のカップルがご成婚の挨拶にお越しくださいました。結婚相談所で活動中の方にとっては、ご参考になることも多い貴重な婚活のヒントを沢山聞くことができたので、ブログでもぜひご紹介させてください。
60代ご成婚カップルにインタビュー
◆女性:S子様(61歳/千葉県在住)
・初婚
・事務・管理系職種
◆お相手男性:T様(62歳/千葉県在住)
・再婚生別子供なし
・事務・管理系職種
①男性「お見合い前から好感度が高かった」
お見合いの際は、少し早めに出かけて、「男性がお席の確保をしておくように」とアドバイスを受けていたT様。お見合い当日、待ち合わせの時間がオーダーストップの時間だったそうで、同じように早めに出かけていたS子様が先に気付いて、別のお店のご提案を私に連絡してくださいました。
お見合いに時間通りや遅れてくる女性もいる中で、早めに来て場所の下見をしてくださっていたことに感心しました。また臨機応変に対応してくれたことで、しっかりしていてきちんとした女性なんだと、お見合い前から既に好印象でした。
このような良い雰囲気の中でお見合いを実施することができたお二人。ですが、初回からイレギュラーなハプニングが続く事が多かったのだそうです。
②初デートが計画倒れに!それでも・・・
仮交際が成立し、彼が行きたかった美術展&お食事デートが初デートでした。ところが、デート当日に美術館が臨時休業という事が分かり、「自分が提案したのに、段取りが悪くて、雰囲気が悪くならないだろうか・・・」と内心とても心配していたそうです。
それでもA子様は、「お休みならしょうがない」と気持ちよく対応してくださり、適当に見つけたレストランで食事をして楽しく過ごすことができました。これもT様の中ではありがたく、嬉しかったとのことでした。
③銀座デートの筈が東京マラソンで予定変更!
二回目のデートは銀座でデートする筈が、当日は東京マラソン開催日で大混雑していて、銀座はとても歩けない状態だったそうです。急遽お二人のご自宅近くの千葉エリアに移動し、そこで3時間くらいお茶をして過ごしました。
きっと男性からしてみたら、毎回イメージした通りにデートが進行せず、歯がゆい思いをされていたことでしょう。でも結果として、お二人の中で、そんなハプニングでも気まずい空気にならず、時間を忘れるほど色んなお話ができて、A子様もここで一気に距離感が縮まったのを感じたとのことでした。
ハプニング続きのデートの模様を楽しそうにお話くださって、私も一緒に笑ってしまいました。
お二人のこれからのご予定
7月に男性のご自宅にお引越し予定、その後に入籍をして、9月に結婚式をされるとのことです。婚約指輪の代わりに、日常使いできるネックレスをいただいたそうで、この日はこれから、結婚指輪探しに行かれるとのことでした。
結婚したらお財布は一緒になるわけですから、今のうちに色々できることをしてあげたいという気持ちでした。
交際も急展開に進展していったので戸惑うこともありましたが、優しくて大切にしてくれて、こんなに私の事を大好きになってくれる人は現れないだろうと、ありがたくお受けしました。
「素敵な女性と出会わせてくれてありがとうございました!」と別れ際にお礼の言葉をいただきました。「いえいえ、こちらこそA子さんを見つけてくださってありがとうございます!」こんな温かい優しい時間をくださり、お二人に感謝です。
末永くお幸せに!結婚式のお写真が今から楽しみです!
- 立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)
㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。
昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。
2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。
ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい立花えりこ著シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。 |
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