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友人の的外れなアドバイスに振り回されていませんか~シニア婚活の大切にすべき視点

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。

突然ですが、結婚相談所で婚活してる方、友人のアドバイスに振り回されているなんてことはないでしょうか。結論から先にお伝えさせていただくと、今回は、結婚相談所で婚活して上手くいった友達以外に、婚活の相談をしないほうが良いというお話をしたい致します。

結婚相談所で婚活して悩んだ時、不安ですよね。初めての経験ですし、誰かに話したくなる気持ちは自然なことです。

でも「そもそも結婚相談所で活動したことがない人」「婚活業界のことを良く知らず、しかもシニア婚活の事情を知らない」人からの意見は、どうしても現実とズレてしまいます。

なのに、やっぱり仲良しの友人や身近にいる人の意見ほど、強く心に響いてしまったり、相手も想像で話しているケースが多いからネガティブな話になりがちなので、だからこそ、心が揺れてしまいます。

特に女性同士のほうがこういうお話になりやすいですよね。


シニア婚活は、若い頃の恋愛や結婚の常識とは違う部分がたくさんあります。仲人としては婚活中は友人からの意見は、話半分で雑談として受け止めて深刻に考えないでほしいです。

仲人に相談したり、実際に婚活が成功した人の体験談から学んでいってほしいなと考えています。だって自分の幸せは自分の基準で選ぶことが最終的に成婚への近道ですから。

そんな思いをふまえて、事例をいくつかご紹介したいと思います。

事例①「三ヶ月で結婚を決めちゃって大丈夫?」

こちら、結婚相談所を成婚退会する人が一番まわりに言われることじゃないかと思います。よくあるのが「三ヶ月程度で結婚を決めちゃって大丈夫なの?慎重に進めたら?」という声です。

確かに、一般的な恋愛結婚だと数年付き合うのが普通の感覚ではあります。一年未満だとスピード婚って感じる方が多いのではないでしょうか。

だからこそ「そんなの無謀じゃない?」と言ってくる人もいます。でも結婚相談所では、最初から“結婚前提”で出会っていますし、交際期間にもルールがあります。

仮交際は1〜2ヶ月、真剣交際は1ヶ月程度。上限でも6ヶ月。だらだらと交際を続けることはありません。ですから、三ヶ月で結婚を決めることは決して無謀ではなく、仕組みに沿った自然な流れで、結婚相談所では標準の理想的な流れです。

結婚相談所の出会いと普通の出会いはスタートラインが全然違います。普通の出会いの感覚で話しているからこういう言葉が出てくるということを、もし誰かに言われる事があったら覚えておいてほしいです。

短い期間で本当に結婚を決められるの?というと、答えは YESです。

なぜなら、交際中に確認すべきポイントがはっきりしているからです。過去の動画でも真剣交際中に確認すべきポイントについてまとめた動画があるので、よかったらそちらもあわせてご覧ください。

シニア世代だからこそ“時間の使い方”が大事

それにシニア世代の婚活では、「数年付き合ってから…」なんて悠長なことを言っている場合じゃないこともありますよね。お互いの健康や家族状況も変化していきますから、「良いご縁がある時に、決断できるかどうか」が大きなポイントになります。

長く付き合えば安心というわけではなく、むしろ長すぎる交際でご縁を逃してしまうこともあります。

だから結婚相談所では “短期間でも結婚を決められる環境”を整えている場所だと思って、そんなネガティブなことを言われてしまっても不安にならないでくださいね。

それに成婚退会届は婚姻届けではありませんから、成婚後の結婚準備に三ヶ月から半年くらいは皆さん普通にかけるわけで、そういう流れも分かっていないゆえの発言なんだと思うんですよ。

事例②「それってモラハラじゃない?」と言われた60代女性

もうご成婚されたカップルなんですけど、交際中のドライブデートで、車に乗った時に男性が「座席は大丈夫?ぽっちゃりさんだから狭くない?」と気遣ってくれたという話に、友人たちから「そんなことを言うなんてモラハラじゃん!失礼だ!大丈夫なの!?」と言われてしまったんだそうです。

その女性は自分でもぽっちゃり体型という自覚もあるし、何とも思っていなかったのに、友人のそんな言葉を聞いて、モラハラ傾向があるのかと不安になってしまいました。
「その場でその言葉を聞いた自分自身はどう感じたの?」と聞いたら、「大丈夫よと返して別になんとも思わなかった」そうですよねそれで大丈夫ならいいんですよとお話しました。本当にその男性に対して、色んなことに気が付いて気遣ってくれて頼りがいがあるし、大切にしてくれると本人が感じられていたので、なんだかなぁと感じてしまいました。

事例③「年金だけでしょ?」と言われた60代女性

交際中の相手のプロフィールを見て、定年退職して年金暮らしで経済的に大丈夫なのか?もっといい条件の人を見つけるべきと友人に言われた、とご相談がありました。

私から見たらプロフィールが整っている。元公務員。初婚。持ち家あり。両親他界。悠々自適に趣味を楽しんでリタイア生活を楽しんでいるご様子でした。交際も順調でしたので、友達の的外れなアドバイスを気にするより、このご縁を大事にしたほうがいいとアドバイスしました。

ここがお友達はわかってないなぁ~と思います。皆やがて年金になるんですよ。年収を見るべきではない世代です。

事例④「今さら家族を作るの?」と言われた60代男性

お友達から「今さら再婚なんていいじゃない」と言われて、複雑な気持ちになってしまったようです。「でも、パートナーが欲しいんでしょ?友達とパートナーは埋めてくれる穴は違いますよね」なんてお話をしました。

友人の常識と、自分の幸せの基準は違いますから。孫がいたって子供がいたって趣味が充実してたって関係ないですよね。なんかすごい無責任な言葉だなと思ってしまいました。

事例⑤「良い友達を持ったな」と感じた50代女性のケース

「あなたは何でも自己完結しちゃうところがあるから、アドバイザーに相談したほうが良いよ」と友達に言われた~という女性会員様がいました。

たしかに、独身生活が長い50代・60代の女性はなんでも一人で決断して頑張ってこられた方が多いので、相談したり頼ったりが苦手です。そういう性分であることを友人が気付かせて背中を押してくれる、素敵な友達ですよね。

こういう時どうしよう?と思ったら自分で判断せず、自己完結せず、仲人を頼ってみてくださいね。

友達はあなたが幸せでいてくれたら嬉しいし、あなたを大事してくれる人のことが好きです。婚活の世界がわからないからこそ、的外れなアドバイスをしてしまうかもしれないけれど、自分の気持ちを大事にしながら進めるのが良いご縁につながります。

今回の記事をご参考に、あなたの婚活がうまくいくことを願っています。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

シニア婚活チャンネルでも取り上げています

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり21年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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