こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。
今回は、真剣交際に進む直前・真剣交際中の方のための動画です。ブライダルゼルムの会員様は特に必見記事となっております。
「真剣交際って、何をすればいいの?」、「どんなことを話し合っておけばいいの?」このご質問、ほんとに多いんですよね。
ゼルムでは、他社で成婚退会したのにダメになってしまった、というお客様をカウンセリングすることもあるんですが、今回お伝えする話し合うべきポイントがまったくクリアになっていないまま、勢いだけで成婚してしまって、よくその状態で成婚しましたね!?なんてお話をすることも多いんですよね。
今回は、そんな悲しいことにならないように、結婚相談所で真剣交際にこれから進む方や真剣交際中の方がスムーズに成婚退会まで進めるよう、真剣交際のお作法、話し合うべきポイントについて、シニア婚活アドバイザーが解説します。
真剣交際の期間
その前に真剣交際の期間ってどのくらいなんですかという質問も多いので、期間についてお話していきます。
真剣交際になったら、目安として、多くの方がだいたい一ヶ月くらいで成婚退会されます。
結婚相談所の交際期間は基本は三ヶ月なので、4~7回のデートで仮交際から真剣交際へ進むものなんですが、週1ペースで会っていたら、この時点で交際一ヶ月半~二ヶ月くらい経過しています。
なので、この約一ヶ月の期間でこれから話し合うべき事・やることをご紹介していきますね。あくまでこれは目安のお話で、交際期間はMax6か月までお付き合いすることが可能です。仮交際二ヶ月真剣交際二ヶ月というカップルもいますし、遠距離のカップルは会える頻度も少ないのでMax6か月の交際期間を要する場合もあります。
真剣交際のタイミング
そして本題の前に、真剣交際のタイミングについてもお伝えしておきたいです。真剣交際に進みたい場合は、いったん仲人に相談してください。
一人で突っ走ってしまい、お相手の気持ちの温度も分からない状態で、一方的に自分の気持ちを伝えてしまうとフライングします。
真剣交際の告白も、プロポーズも、結婚相談所は予め結果が分かっている状態で進めていけるのが、良いところ・安心できるところです。ちゃんと事前にお互いの気持ちを仲人間で確認して、GOサインが出たところで、真剣交際の告白をしましょう。それでは本題です。
真剣交際で確認したいポイント
①成婚退会の時期の目安
真剣交際に進んだら、なんとなくでいいので、まず「いつ頃、成婚退会を考えているか?」と言うスケジュールの確認をしましょう。その目安に合わせて、自分たちがやるべきことの優先順位も決まっていくからです。
もしまだ様子見段階で会ったり、お互い仮交際では見えない部分を真剣交際で知っていきたいなど、ゆっくり関係性を進めていきたい場合は、長時間デートしたり、関係性を深めることに注力することも良いです。真剣交際成立初期は楽しく過ごしてください。
これから挙げることは、真剣交際中というより、できれば真剣交際になる前の段階で、少しずつでも話し合っておいてほしいこともあります。仮交際中にここのすり合わせがある程度クリアされた状態で、真剣交際中は成婚にむけて、実際の行動に移していけるとスムーズですし、ここがクリアになっていないと逆に真剣交際に進むかの決断できないという人もいらっしゃるでしょう。
真剣交際中は、まだプロポーズをされてないのに、「あれ?自分はもうプロポーズしたっけ?(されたっけ?)」という感覚で、成婚にむけてのお話を進めていくものなので、仮交際中にそのベースだけ作ってある状態だと理解しておきましょう。
大事なのは男性の気持ちの熱量が、真剣交際に前向きで、女性がもうちょっとお互いを理解する必要があると感じている状態であることです。この状態を作れないまま、仮交際で条件のすり合わせしても、建設的な話し合いがしにくくなります。
もし自分たちが一緒になったら・・・という『タラレバ』話でもいいですし、「ここを話し合うように仲人さんから言われた」と、仲人のアドバイスということを出してしまうのも話しやすいかなと思います。
②宗教・持病・借金
宗教と持病については過去記事や動画でも取り上げていますので、そちらを参考にしてみてください。これは真剣交際というより、仮交際中に聞いておきたいことで、真剣交際に進むかの判断にも大きく影響することなので、真剣交際になったけどまだ聞いていないという人は早めに聞いてくださいね。
あわせて読みたい
宗教の信仰について~結婚相談所の婚活を検討されている50代・60代の方へ
持病や病歴のある中高年シニアの婚活
③結婚後の住まいについて
今の男性のお住いに引っ越す形になるならば、お家訪問はしたいです。クリーニングやリフォームの相談や新たに購入する家具や家庭用品のお話。女性の荷物がどれくらいで、どれくらいの収納スペースがあるかの確認もそこでできますし、新居を探す場合は真剣交際中に物件探しを進めていったりされています。この中で、ニトリやIKEAなど家具やさんデートをするのも、結婚生活のイメージがしやすくなって、おすすめです。
④生活費などお金の話
お金の話は気まずいものですが、月々どれくらいでやりくりするか、これはざっくりでも話し合いましょう。
女性は最初から「家計を全部任せてもらえる」なんて期待はNGです。まずは共有ベースでいいのでおおまかなお金の流れを話し合っておきましょう。
⑤何か自分に対して聞いておきたい事や懸念事項はあるか
ご自分だけじゃなくて、お相手だって何か不安なことがあるかもしれません。大事なのは、不安を話せるか、それを解消する話し合いがきちんとできるかなので、お互いに気持ちを伝えあうことでより信頼関係も深まります。
⑥入籍や同居の時期
女性が仕事を退職する場合は、それに合わせての同居になるのかなど、目安の時期を話し合っておきましょう。成婚退会届は婚姻届けではないので、結婚準備期間もカップルによって違います。例えば2025年8月に成婚退会した人は、11月22日のいい夫婦の日に入籍しようなど、入籍日に合わせて、結婚準備を進めていけます。
⑦自分が不安に思う事
ご自身で考えていただく必要があるんですが、自分がこれを聞いておかないと不安と思う事が何かあれば、こちらはまず仲人に相談しましょう。質問の仕方などもアドバイスしています。
⑧おまけアドバイス
私がおまけとして、アドバイスしているのは、仲が良い時はどんなカップルでも仲良しだから、微妙な感じになった時にどうやってモヤモヤやぎくしゃくを解決していくか、仲直りの方法を話し合っておくといいと思っています。
こちらについては、成婚退会後のご挨拶の際に、私からも最初の一年の過ごし方についてアドバイスさせていただいています。
ここまでのお話ができてクリアになってきたら、もうお互いにほぼ成婚への気持ちが固まっているはずです。
このほかに成婚前に親や子供と会うか・成婚後でいいのか。指輪はどうするか?婚約指輪や結婚指輪は必要か。指輪の下見デートもおすすめです。
こちらについても話し合っておきましょう。指輪についての過去記事もあるので、そちらもあわせてご参考になさってください。
プロポーズについても、サプライズが一番女性は困ります。一生の思い出になる時間なので服装やメイクなど、プロポーズ仕様で準備しておきたいです。
男性はプロポーズの準備は自分1人で進めずに、お相手がどんなプロポーズを望んでいるのかを担当仲人経由で聞いておくと安心です。
あと、結婚式についても、シニア世代のカップルはお式自体を挙げたい、という人が若い世代よりも少ない傾向ですが、お二人はどうしたいのか話し合っておきましょう、以前の動画でも取り上げたフォト婚もおすすめです。
まとめ
どうですか、真剣交際、すごい忙しいでしょう。これを一ヶ月ちょっとで進めていくとなるとかなり大変で、毎回のデートがタスクをこなす感じのデートになります。だからこそ仮交際である程度のすり合わせができている状態を作っておくことが大事です。
決める事が多くて大変ではありますが、このフェーズがもっとも大切にすすめるべき部分でお二人にとっても、せわしないながらも楽しい期間でもあります。仲人と相談しながら着実に進めていきましょう。
話し合いができる二人であることが今後の結婚生活にも大きく影響するので、二人の意見が違っても、譲り合ってお互いが納得できる妥協点を見つけていってくださいね。
スキンシップについては?
ちなみに真剣交際中のスキンシップは、ハグやキスまではOKです。
スキンシップがなく成婚するカップルもいますし、こちらについてはしなきゃダメ、したらダメということはありません。
必要があれば肉体関係についての考え方を話すのもアリだと思いますし、ここも仲人に相談していただくのがいいかなと思います。
お墓のお話など先々のことは、実際に暮らしながら決めていけばいいですし、必要以上にあら探しをする・重箱の隅をつつくような進め方はしないで、大切なポイントだけ抑えておけば、大丈夫です。
真剣交際で大切なのは、なんとなくの流れに任せたり、お相手に丸投げするのではなく、自分が覚悟を決める事です。結局、成婚の覚悟がない人が、やっぱりだめになっています。
ここは先に男性が覚悟を決めてくれないと、女性は安心できないので女性の覚悟も揺らぎます。
真剣交際中に「これは聞きづらいな…」と思うことは、仲人に相談してください。質問の仕方や順番、全部アドバイスしますし、そういうサポートを受けられるのが結婚相談所の良いところです。
ぜひ真剣交際にご参考になれば幸いです。最後までお読みくださり、ありがとうございます。