こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。シニア婚活専門の仲人として20年以上、中高年・熟年世代の婚活やパートナー探しをサポートしています。
婚活をしていると、「他の方はどんなペースでデートを重ねているのだろう」「どんな場所に行っているのだろう」「何回目のデートでどんな話をしているのだろう」と気になることが多いのではないでしょうか。
今回は、実際にブライダルゼルムで成婚退会された3組のカップルのデート事情をご紹介します。
あらかじめお伝えしておきたいのは、これは「正解」ではなく「モデルケース」だということです。交際の進み方は本当にお二人ごとに違いますので、どのカップルの流れが良い・悪いということではありません。ただ、実際に成婚まで至った方々がどのようにお付き合いを重ねていったかを知ることは、婚活中の方にとって良い参考になるはずです。
そして今回ご紹介する3組には、ある共通点がありました。それが何かを考えながら読んでいただけますと幸いです。
ケース① 60代前半 女性×60代前半 男性 10回のデートでご成婚
まず1組目です。デートの流れは次のとおりでした。
- 百貨店でランチ、そのままウィンドウショッピング
- 映画のあと、お好み焼き店で食事
- 水族館のあと、居酒屋で食事
- 中華街で食べ歩き
- 男性のご自宅訪問(このタイミングで真剣交際へ)
- 家具店でお買い物をしながら新生活の話
- 男性のご自宅で女性が手料理をふるまう
- 男性のご友人を交えて食事
- 男性のご自宅で今後について話し合い
- ホテル内レストランでプロポーズ
初回デートの「百貨店でランチのあと、そのままぶらぶらする」という流れは、シニア世代のデートにとても向いていると感じています。中高年層を意識した店づくりをしている百貨店を選ぶと、広すぎず疲れにくく、ちょうどよいサイズ感でお過ごしいただけます。
また、5回目のご自宅訪問のタイミングで真剣交際に進んでいる点も注目したいところです。ご自宅を見せていただく、あるいはご自宅にお招きするというのは、シニア婚活において関係が大きく深まる、大切な節目のひとつです。
ケース② 50代後半 男性×50代後半 女性 7回のデートでご成婚
続いて2組目です。このカップルは、女性側のお仕事の休みがシフト勤務で不定期だったため、お互いの予定を工夫しながら交際を進めていかれました。デートごとの会話の内容まで詳しく振り返っていただけましたので、あわせてご紹介します。
- 雰囲気の良いレストランでディナー :初回デートはランチではなく、ディナーからのスタートでした。結婚観といった話題は出ず、子どもの頃の思い出や、行ってみたい旅行先、お仕事のこと、普段の過ごし方など、初回らしい会話が弾んだそうです。
- 落ち着いたカフェでランチ :このタイミングで、敬語をやめてお互いを名前で呼び合うことを決められました。結婚後の住まいや、平日の夜・土曜日の過ごし方といった、一歩踏み込んだ話もできたとのことです。
- ホテルのラウンジでお茶 :短時間でも会えるようにと、女性側がスケジュールを工夫してくださり、1時間ほどのデートに。この回で、男性が真剣交際を意識するようになったそうです。
- 男性の誕生日をお祝いするデート(真剣交際へ) :女性が記念日らしい素敵なお店を予約し、お誕生日をお祝いしました。ご縁を感じるような会話もあり、気持ちが高まったこのタイミングで、真剣交際に進まれました。
- 河川敷でピクニックデート :女性の手作りのお弁当を河川敷で楽しまれたとのこと。この日、初めて手をつなぐなど、お二人らしい時間になったそうです。その後は近くのファミリーレストランで住まいについて話し合い、不動産店に予約を入れられました。
- 不動産店をめぐるデート:引っ越しの時期、ご家族への顔合わせ、結婚のお披露目、指輪のことなど、具体的な話がどんどん進んでいきました。
- 賃貸契約、ランチ、お花見のあとプロポーズ
ケース③ 50代後半 女性×60代前半 男性 6回のデートでご成婚
3組目です。
- 話題のパンケーキ店でランチ(男性が予約) :お見合いの翌週にはもう初回デートという、テンポの良さが印象的でした。お見合い後もほぼ毎日連絡を取り合っていたそうで、男性の積極性が伝わってきます。ランチのあとは百貨店内の喫茶店でも話が弾み、あっという間に時間が過ぎたとのことでした。
- カフェでランチのあと、庭園を散策してお茶 :2週間ぶりのデートで最初は緊張したものの、話すうちに自然体でいられるようになったそうです。沈黙があっても気にならなくなった、という変化は、関係が深まっているひとつのサインといえます。この回で、お互いを名前で呼び合うことも決められました。
- ホテル内レストランでランチのあと、庭園を散策(真剣交際へ) :このデートで真剣交際に進まれたのですが、離婚に至った経緯や、結婚後の家事分担、住まいについてなど、深い話をたくさんされたそうです。住まいのことをあらかじめリフォーム会社に相談していたという男性のお心遣いに、女性は感動されたとのことでした。
- 男性のご自宅訪問、ファミリーレストランでランチ、住宅展示場へ :ご自宅を案内していただき、リフォームの大まかな計画も聞かれたそうです。一緒に暮らす未来を感じられた、という振り返りが印象的でした。この回で家具を一緒に見に行く約束もされました。
- 家具店めぐり、ランチのあと、お墓参りと神社参拝 :男性のご両親のお墓参りと、氏神様へのお参りをさせていただいたことが、このデートのハイライトでした。ご家族への紹介も兼ねた、意味の深いデートになったようです。ホームセンターでソファやダイニングテーブルを一緒に見て、自然体で楽しい時間を過ごされたとのことです。
- 雰囲気の良いレストランでプロポーズ
3組のデートから見えてくること
3組に共通していたのは、「未来の話を早い段階からしていた」ということでした。もう少し具体的に見ていきましょう。
テンポを大切にしていること
お見合いの翌週に初回デートというスピード感、そして2週間に1回以上のペースでデートを重ねていくこと。交際期間はおおむね3か月ですから、その期間内に結論を出せるよう、関係を温める間を空けすぎないことが、成婚への近道になります。
ご自宅訪問が関係を大きく深めること
3組とも、ご自宅を訪問されたタイミングで関係が大きく動いています。真剣交際に進むきっかけとして、ご自宅を見せ合うことはとても大切な一歩です。
具体的な話ができるカップルほど、成婚が早いこと
住まい、家事分担、ご家族への顔合わせ。こうした具体的な未来の話ができているカップルほど、成婚までのスピードが早い傾向があります。
デートの場所選びが、女性からしっかり見られていること
百貨店でのウィンドウショッピング、庭園の散策、雰囲気の良いレストラン。男性がデートの場所をきちんと考えてくださっているかどうかを、女性はよく見ています。
今回ご紹介した3組のデートは、あくまで一例です。実際にはカップルの数だけデートの形があり、どれが正解ということはありません。それでも、「他のカップルはこんなふうに進んでいくのだ」というイメージを持っていただけると、婚活を進めるうえで少し気持ちが楽になるのではないかと思います。
そして何より知っていただきたかったのは、「どこへ行ったか」以上に、関係が深まったタイミングでどんな話をしていたか、ということです。成婚されるカップルの多くは、未来についての話を少しずつ増やしながら、一歩ずつ距離を縮めていかれます。
ブライダルゼルムでは、デートの場所選びや進め方も含めて、婚活中の皆さまをサポートしております。気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。









