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死別された方の婚活~結婚相手を探す理由やお見合い時の3つの心がけなど

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。

毎日暑いですね、日傘が手放せません。10年くらい前は、真夏は「暑いので涼しくなってからお見合いパーティー行くわ」真冬は「寒いからね・・・春がきたらにするわ」というような感じで、特に60代の熟年のお客様は、お出かけするのも億劫そうでした。ですが、今はそんなふうに言われることが少なくなくなったように感じます。天候を気にせず、アクティブなシニアの方が増えた印象です!暑かろうが寒かろうが、行動しないことには春はきませんね。

今回は『死別・婚活』という検索ワードでブログにお越し下さる方が多いので、『死別の方の婚活について』触れていきます。

プロフィールの結婚歴について

結婚相談所のプロフィールでは、『結婚歴』について下記のように表記されます。

  • 初婚
  • 再婚生別(バツイチ)
  • 再婚死別
  • 再再婚

例えば、バツイチで子供がいらっしゃる方は『再婚生別子供あり』となります。今回の記事は、『再婚死別子供あり/なし』の方向けの内容です。

死別を経験されたシニア世代の思い

50~60代の死別の方の婚活をカウンセリングで思うのは、『入籍を強く希望されている方は、多くはない』ということです。

元夫・元妻に不幸にも先立たれて、お一人になって誰かパートナーと出会いたい。また誰かと幸せになれるなら婚活したい・・・そんなお気持ちの方が多いです。特に女性のお客様が、入籍についてこだわりがないのは、遺族年金をもらっていたり、女性が経済的に自立しているので、男性に頼らなくてもいいという背景も関係があります。

遺族年金受給者は、もし入籍すると遺族年金がもらえなくなってしまいます。女性で持ち家があり、遺族年金をもらいながらお仕事をされているような方は、その傾向は強いです。そのような感じなので、入籍を希望されない女性が出会いを求めた場合、最初から結婚相談所に入会しようと思う方はいらっしゃいません。

多くの方は『結婚相談所=結婚相手』を探すところと思われています。結婚相談所で、事実婚・通い婚希望のお相手探しや、入籍に余裕をもって婚活ができるということを知らない方が多いため、まずは「気軽なお見合いパーティーに出てみようかな?」という方が大半になります。

死別の方は、再婚希望で入籍自体をそんなに急いでいるわけではなく、『パートナーを急いで探したい』というイメージです。参考までに下記の過去記事も参考いただければ幸いです。

関連記事:不幸にも死別してしまって婚活を考えている人へ

再婚を急いでないのになぜ結婚相談所に入るのか?

今の時代、年齢別のお見合いパーティーなど、SNSやインターネット婚活からの出会いなど、気軽なお相手探しのツールはたくさんあります。再婚希望ではないのに、結婚相談所にそもそも入会できるの?と思われる方も多いですよね。また、出会いパーティーなどでの不安材料は『出会いの場で相手の素性が分からない』ということではないでしょうか。

特に女性の方にお伝えしたいのは、女性が再婚希望ではないことを逆手に、都合の良い女にされないように気をつけていただきたいと思っています。「気楽に遊びたいんだ!?」と誤解して遊ぼうとする、すけべな男性も多いですから!(笑)

結婚相談所に登録されている再婚死別の50~60代男女のほとんどは、「入籍は急いでないけれど、将来的に再婚を考えられるような相手を早く見つけたい」という方が多いのです。その場限りの出会いでなく、真剣にまた寄り添える相手を探したい、子供や家庭の事情で入籍という形に今はこだわらないというお気持ちの方々です。

真剣に早くお相手を見つけたいために、身元のしっかりした安心できる形を選択したら『結婚相談所だった』というだけかもしれません。死別・生別など婚歴関係なく、効率よく安心できるお相手を探されたい方は、結婚相談所が最も近道で安全な手段になります。

死別された方が婚活される場合の心がけ

①お見合い相手も同じスタンスの方を探すこと

結婚相談所に登録して、めでたく成婚退会した場合、「あとは結婚相談所を介さず2人で付き合っていきたい」という気持ちを2人とも持てていることが大前提です。

一方が入籍したい・もう一方は入籍はまだ待ちたいでは、その時は良くても1年2年すると・・・なので最初からプロフィールにその旨を記載すること。そうすることで同じ方向をむいたお相手と出会えますし、出会いの質も上がります。それは婚活する上でマイナスなことではありません。

②できるだけ元パートナーとの事は話さないこと

不幸にもパートナーに先立たれ、「このまま残りの人生を独りで過ごすより、誰かと過ごしたい」そう思って婚活をはじめたことと思います。子供がいる方は特に、「子供が結婚する時に心配・負担をかけたくない」とお考えの人も多いと思います。

お見合いやデートの時など、ついつい亡くしたパートナーとの思い出などを知らず知らずにお見合いやデートで話してしまうのです。これを受けて相手は「まだ亡くした(奥さん・旦那さん)のことが忘れられないんだな・・・」って感じしまいます。話さないように心がけてても、話題になってしまうものなので、『できるだけ話さない』と意識しましょう。

③遺品の整理

婚活すると決めたら遺品の整理はしましょう。特に男性の方!女性の方が、現実的にあらかじめ対応しています。遺品関係の事案はほとんど男性側のことが多いのです・・・

「彼の家を見に行ったら、そこら中に前の奥さんの写真があって・・・ドン引き。」

「私が家に来ることが事前に分かっているのだから、仏壇はともかく写真は一時的にしまうとか、配慮してほしかった。」

他にも、お見合いの時に持ち歩いてる亡き妻の写真をお見合い相手に見せて、さめざめと泣かれたり!という報告も過去にありました。

お二人が一緒に暮らすようになったら、お互いの居心地の良い空間作りを協力し合って作っていけば良いですが、婚活準備も必要です。受け入れ態勢を整えておくと、関係もスムーズに進展しやすいです。

死別された方とのお見合いや交際される場合の心がけ

死んでしまった方のことを気にしないこと

男性に多いんですけどね、交際相手に「前の家内は若かった・きれいだった」と言うんですよ。まぁ女性からしてみたら聞きたくないことですよね。「ひょっとして、家事とかしてくれる人がほしいだけで、死んだ奥さんのことずっと引きずってるのかも。私は彼といる限り、ずーっとこの話を聞かされるのかな・・・」と思いたくもなりますね。

しかし、婚活している者同士、お相手も独りが嫌だから、また誰かと幸せになりたいとお相手探しをされているんです。お相手がうっかり死別したパートナーのことを話されても、やきもちをやいたりする必要はありません。

死別された方にとって元パートナーとの思い出って・・・なぜか美化されて綺麗なところだけが心の中に生き続けてしまうもの。愛妻家ほど、結婚生活に幸せなイメージをお持ちです。

もし、死別をご経験された方が、亡くなった元パートナーを話題にすることがあっても、きっと同じように、もしくはもっと、ご自分の事を大切にしてくださるだろうと、お相手も死別を乗り越えて新たなパートナーと幸せになりたい気持ちを理解してあげて差し上げてくださいね。

お相手からしてみたら、結婚相談所に勇気を出して入って婚活した末にやっと会えた、人生2人目のパートナーですから。愛情深い人だなぁとか前向きにとらえていただきたいですね。ご縁があったら一緒にお墓参りにいくくらいの寛容さ、おおらかさをお持ちください。

その他、死別をご経験された方向けの記事や、死別経験を経て婚活成功された方など、こちらより過去記事が見られます。

死別経験がある方向け記事一覧

50~60代中心の死別の方・理解者の方中心の出会いパーティー

ブライダルゼルムでは、死別経験者とその理解者を対象にしたこんなお見合いパーティーを企画しています。50~60代死別シングルの方のためのお見合いパーティーも銀座サロンにて月に一度ペースで開催しています(※予約場面が男女別に分かれています。)。

男女ともに50代60代中心、参加費は1回料金のみ5,000円 (初回参加の方は4,000円)です(MAX12名:12名でキャンセル待ちになります。男女比は揃えております☆)。

銀座という利便性のいい隠れ家的プライベート空間で、初参加の方、お一人参加の方も気軽に参加できるアットホームなお見合いパーティーです。

こんなお気持ちの50~60代の方はどうぞ・・・

  • 不幸にもパートナーに先立たれ、新たな出会いを探してる方。
  • 自分もパートナーを亡くしたので、お相手も同じように死別を経験された方ならお互いの気持ちが分かり合えるのではと感じている方。
  • 死別の方に対して理解ある方。

いかがでしたでしょうか?死別を経験して新たに婚活・恋活したいという方、応援します。まずはお気軽にブライダルゼルムのパーティーへ参加してみたらいかがでしょうか?

皆さん初めてのパーティーご参加の方は、同じような気持ちでどきどきしていらっしゃいます。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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