こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
最近のブライダルゼルムは、50代以上の中高年・熟年シニア世代の会員様が7割ですが、20代30代の若い世代の婚活ももちろんサポートしています。
今回、ご結婚が決まったのは、39歳自営業の都内在住男性。(Kさんとさせて頂きます。) なんと、私の小学校時代からの同級生です。 お相手女性は、37歳都内在住の会社員です。
Kさんは、自営業(青果店)でとにかく多忙。お仕事柄、早朝から市場に行くため早寝早起き。休日も平日1日だけという生活です。
また、Kさんの家は複数のマンションや駐車場を持っていて、賃貸収入もあり、「高収入ではあるけれどお金を使う暇がなさそう」こんな印象でした。
結婚相談所の婚活期間は1年半。多忙すぎて婚活にもあまり時間が割けないような状況でした。私もそのうち「年内で『この人だ!』と思う女性と出会えなかったら、いったん退会するくらいの気持ちで取り組んで欲しい。」と話しました。
すると、Kさんも「自分も期限を決めて一区切りしたいと思っていたので、そう言おうと思っていた」とのことでした。
今回ご婚約した女性との交際中も、お仕事でデートがなかなか出来ず、進展にも時間がかかりました。
自営業・会社経営の男性の婚活方法
「自営業ってやっぱり女性に嫌われやすいよね。」
Kさんも結婚相談所で婚活するにあたって、自営がネックになるのでは…とご心配なさっていました。
たしかに、今の20代・30代婚活女性は、公務員や大手会社員男性を結婚相手の条件として希望される方が多い傾向です。
私が婚活アドバイザーになりたての、15年ほど前は、会社経営者は人気職業でした。ITやベンチャー企業などの言葉が新鮮だった頃でしたね。今の20代・30代婚活女性は、安定志向なので、自営業や会社経営だと収入が不安定と思ってリスクを感じてしまうんです。
「でも、Kさんの場合は、地主さんで複数の不動産収入があるんだから、一番安定しているじゃない。Kさんと結婚して経済的に苦労することは絶対にないんだから、安心できることをプロフィールでアピールした方が良いです。」
自営業の男性に対する女性の不安
あと、自営業の男性との結婚で、女性が不安に思うのは、「結婚したら、お仕事の手伝いをさせられるのではないか」ということです。
たまに、自営業の男性のお見合いプロフィールにも、「※お仕事のお手伝いをする必要はありません」というような記載が見られます。
特に、Kさんの場合は、青果店。「私も店番をするようになるのでは?」と思う女性もいらっしゃったはずです。そのあたりの不安を払拭して差し上げることも大切でした。
結婚のターニングポイント
Kさんほどの高収入男性なら、20代~32,3歳の女性とのお見合いが成立することも多かったです。
Kさんの結婚相手のご希望として、子供が絶対に欲しいという条件がありました。ご自身が相続している不動産が多数あり、跡取りも必要でしたし、ご本人も家族を持つことが長年の憧れでした。出産年齢について考えたら、若い女性の方が良いのでは、と考えるのも自然な事だとも思います。
ですが、Kさんのケースで言うと、お見合い相手から、結婚する=家と結婚するというイメージを持たれてしまうことも多く、家族や身内の繋がりが深いと面倒なことが多いのでは…という印象を持たれがちでした。若い女性にとっては、難しく考えてしまったり、プレッシャーだったようです。
年の近い女性ともお見合いをしてみるように、アドバイスしました。
「30代後半の女性は、子供を持つことはどう考えているんだろう」と、Kさんは少し不安に思ったようです。
「子供っていうのは授かりものだけど、30代後半の婚活女性は、早く子供を産まなきゃと思っているよ。 まわりは子持ちの友達ばかりだし、年齢的に結婚も出産も焦っているはず。『子供は何人ほしいとか、夢はある?』とかさりげなく聞いてみたら?」
一つずつ、そんな婚活の不安を取り除いて、最終的に、Kさんは37歳の女性とご結婚が決まりました。
自営業・会社経営の39歳男性の婚活・ご結婚までの流れをお話させていただきました。古い友人の結婚が決まり、私も嬉しいです!
またご本人直筆の婚活体験談が届きましたら、ブログでご紹介させてください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。