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【緊急事態解除後】結婚相談所のお見合いで気を付けたいこと

こんにちは、東京・銀座で28年目、結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。

結婚相談所では、外出を自粛されていた会員様も、そろそろ6月のお見合い予定を立てていこうと、動き始めました。

「人との話し方がわからなくなってしまった…」

お仕事も完全にテレワークだったり、外出自粛を徹底されていた方は特に、お見合いはお久しぶりに対面して人と話す機会です。久しぶりすぎて、会話の仕方が分からなくなったり、電車移動や、ちょっとした人混みが怖くなってしまう方もいらっしゃると思います。“コロナウィルスの後遺症”と言えるのではないでしょうか。

それも少しずつ、元の生活に戻るにつれ、慣れていくはずです。今回は、緊急事態宣言後の婚活で、お見合いの際に気を付けていきたいことをお伝えしたいと思います。

コロナウィルスの話題ばかりに偏らない

お見合いでは、この約2ヶ月間どんな生活スタイルだったのか・お仕事はテレワークだったのか・政府の対応や行政の話・コロナウィルス関連の芸能ニュース・知り合いがコロナウィルスにかかった時などの話など、お見合いで“コロナネタ”の話ばかりにならないようにしましょう。

約二ヶ月間、連日コロナウィルス関連のニュースに疲れてしまった方も多いはずです。私自身、テレビを観ても毎日コロナウィルス関連のニュースばかりなので、意識的にテレビを観るのをやめました。それでもスマホに毎日ニュースが届き、見たくなくても目にします。せっかくのお見合いの機会でも、また同じような話題では残念な気持ちにもなってしまいます。

そんな気持ちになってしまうのはだいたい“愚痴”だから。逆に新型コロナウィルスで得した話、新たな発見や改めて感じた事など、ポジティブな話題ならかえって印象UPに繋がります。

悪意のない悪意“コロナハラスメント”にも気を付けて

これからお見合いをするにあたって、「お見合い場所についたら、手洗い・うがい。マスク着用でお見合い。お店も他のお客様と離れた四人掛けの席で、二人が対面しないように斜めに座る。以上を徹底するように、事前にお相手に伝えてほしい」というような声が数件ありました。

感染拡大防止のために、意識を高く持つ事は良いことだと思います。ただ、お見合い前に、こんなふうにお見合い相手側から言われてしまうと、ばい菌扱いされている気分にもなりますし、「そんなに心配ならお見合いしない方がいいのでは?」「そこまで言われると神経質なイメージを持ってしまい、お見合いしたくもなくなる」こんなふうに思われてしまう可能性もあります。

極端な話、一部のベジタリアンの人が、周囲に菜食を強要したり、お肉を食べている人を罵倒しているのと同じように感じてしまいました。お見合いを実施する飲食店も、座席の配置や換気など、今一番配慮して営業しているのではないでしょうか。

お見合い相手とご挨拶をした後、マスク着用でお見合いをすることは事前にお伝えしても良い事と思いますが、そこまでお相手に求めてしまうのは、大切なお見合いの前にマイナスな印象を持たれてしまうので、婚活アドバイザーとしては避けたいです。

人と話すのが嬉しくて、お見合い時間が長くなってしまう

久しぶりのお見合い、お話するのも新鮮な気持ちで、ありがたいと実感できるタイミングでもあります。特に、ミドル・シニア世代の男性、気に入ったお見合い相手に「この後、お食事でもどうですか?」と言いたい気持ちは分かりますが、お見合いの時はお茶だけにして、後日お会いできた際に、より距離感を縮められるようにしましょう。

過去記事:結婚相談所のお見合いで食事をしてはいけない理由

今回のコロナショックで、人々の意識は変わりました。物事の在り方が色々と変わっていく中で、何もかも以前のように元通りにはならないとは思いますが、誰かが悪いわけでもありません。最善・最良の方法に順応できるように、日々、気持ちもアップデートしていけたら良いですね。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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