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シニア女性が『オンラインお見合い』を避ける4つの理由

こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

「コロナウィルス感染者が増えているわりに、中高年シニア世代においては、オンラインお見合いは減ってきたな~」と感じています。

20代・30代の若い方は、オンラインお見合いと、直接お会いするお見合いの割合は3:7のような状況ですが、50代・60代の中高年・熟年シニア世代が多いブライダルゼルムでは、特に女性の会員様から「オンラインお見合いは嫌」というお声の方が多くなってきました。

オンラインお見合いを嫌がる理由を聞いてみると、シニア特有のご意見と思える点もありました。今回はオンラインお見合いにまつわるトラブルと合わせてご紹介していきます。

①「私とはわざわざ直接会うほどじゃないのね」

お申込みの際に、結婚相談所間で「オンラインでのお見合い希望」と事前にご連絡があったり、お申込みをお受けする前に「オンラインお見合いで大丈夫なら、お見合いしたい。可能か?」と確認ができていれば問題ありません。

例えば女性が「素敵なプロフィールなので、ぜひ直接お会いしたい!」と対面のお見合いを希望していても、男性に「オンラインお見合い希望で」と言われてしまうと、「人を見て、オンラインにするか、対面のお見合いにするかを使い分けているんじゃないか」と思われる女性もいらっしゃるようです。

男性の中には、お見合い相手が写真とまるで別人だったというご経験を、少なからずされている方も多いのです。とりあえず下見のような感じで、オンラインお見合いをして、良かったら対面でデートしたいという考えの男性もいらっしゃるのも事実ではあります。「私とはわざわざ出かけるほど会いたいわけじゃないのね」と、女性の気持ちが下がってしまうこともございます。

本当にコロナを心配しているのかもしれないけれど、気に入れば直接会ってデートする男性は、横着している印象です。そんな穿った考えをしてしまう自分自身も嫌になります。

②カメラ映りをご心配される女性が多数

シニア世代の女性が一番気になさるのは、カメラ映りです。その上、オンラインお見合いだと、マスクを外してお話が可能になります。オンライン上のカメラ映りに年齢が出てしまうことをご心配されたり、綺麗に映るような照明のセッティングも分からないという理由から、「シニア世代の女性は、オンラインお見合いだと不利」と、感じてしまうようです。

③お見合いのお茶代の節約!?

オンラインお見合いのメリットとして、男性の出費が抑えられます。お見合い場所まで出向く交通費はお互い様としても、お見合いの際のお茶代は、男性負担となっています。金額でいうと3000円前後。オンラインお見合いではそれが浮くことになるので、できればオンラインお見合いで済ませたいという男性も多いのです。

中高年・熟年シニア世代は、オンラインお見合いができる人・できない人の差が極端なのもあり、遠方の方ならまだしも、男性から「オンラインお見合い希望」と言われると「交通費とお見合いのお茶代を浮かそうとしているのでは…」とお考えになる女性もいらっしゃるようです。

④なかなかデートできないのでは…?

コロナ禍で、高齢者は特に健康に関してセンシティブになっています。オンラインお見合いを希望している男性に対して、「お見合いして仮交際に入っても、デートが先延ばしになってしまいそう」と後ろ向きなイメージを持つ女性もいらっしゃいます。男性としては、初対面だからこそフィーリングが合うかどうかをオンラインで確かめておきたいという思いがあるのですが、行き違いが生じてしまうこともあるのです。

まとめ

今は、プロフィールに「オンラインお見合い可能」と明示されています。女性から「オンラインでも対面でもOK」と言われた場合以外は、男性から先に言わない方が、女性の心象は良いように思います。

オンラインお見合いのトラブルについてご紹介していきましたが、メリットも大きく、コロナ禍では活用していきたい婚活方法でもあります。シニア婚活の現場では、20代・30代のようにはいかない部分もございますが、オンラインお見合いのメリット・デメリットについては、過去のブログでも取り上げているので、ご参考にどうぞ!

#オンラインお見合いの記事一覧はこちらです。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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