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事実婚だからこそ「緊張感」と「信頼関係」が大切~事実婚・通い婚の60代カップルご来社~

こんにちは!東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

先日、ブログにてご紹介させていただきました事実婚・通い婚の60代カップルが成婚退会のご挨拶にお越しくださいました。

ここ数年、結婚相談所でも、法律婚や同居を希望しない方のお相手探しの需要が高まっています。ただ、こちらのお二人のように、事実婚・通い婚希望のお二人が成婚退会に至るには、いわゆる「普通の成婚退会」カップルよりも大切にしたいお付き合いのポイントがいくつかあります。

お二人のお話をふまえて、今回はそれをご紹介していきます。

この度はご成婚退会おめでとうございます!お二人とも、活動期間も4ヶ月ほどでお見合いから2,3回のデートで真剣交際になり、三ヶ月未満で成婚退会と、とてもスピーディでしたね!

ありがとうございます。初対面の時から、かわいらしい第一印象に惹かれました。話せば話すほど、お互いの共通点や、付き合い方の希望が合致していて、自分は早い段階で気持ちが固まっていました。

私も第一印象から「尊敬できる頭の良い方だな」と思い、彼が5歳年下なのもあり少しでも若く見えたらいいなと、髪を切ったり、メイクや服装など自分磨きをさらに頑張るようになりました!

そんなに頑張らなくても、元々かわいいのに・・・

いつもこうやって褒めてくれて、喜ばせてくれるんです!(照)

どんなデートをしていたか

コロナ禍ということもあって、デートの場所も気を遣われたと思いますが、デートはどんなところでしていたんですか?

私は普段外食しないので、飲食店はよく分からず、彼におまかせしていました。雰囲気の良いお店をいつも調べてくれて、お酒を飲みながらお喋りするデートが多かったです。

そうやって男性がリードしてくれるのはありがたいですね。やはり、男性側が素直に好意を言葉や行動で表してくれないと、信頼関係や絆は生まれにくいです。法律婚をしないカップルだからこそ、お互い「この人しかない」と確信を持てる相手じゃないと、成婚退会しようとならないですもんね。

事実婚だからこそ、程よい緊張感と強い信頼関係が大切

今回、私が驚いたのは、女性がご入会時より、さらに若々しくお綺麗になっていたこと!

事実婚・通い婚カップルが、いわゆる普通の成婚退会カップルと異なるのは、程よい緊張感と強い信頼関係があるということです。喧嘩したり、嫌われてしまえば、この関係は後腐れもなく簡単に壊れてしまいます。男性が女性に対して、いつまでも可愛らしく愛おしいと思う気持ちと、女性が男性を尊敬する気持ち、これからもお互いその気持ちを持ち続けてもらうように努力する事が大切です。

だからこそ、この関係をこれからも維持し続けるために、いつも程よい緊張感を持ってお互いを大切に思い合う必要がありますし、信頼関係がなければ、成婚退会という決断もしません。結婚相談所の成婚料も、一つの覚悟になります。

交際がうまくいかない事実婚希望の男性は…

事実婚・通い婚の場合、まず大切なのは、「条件の合致」です。入籍はせずとも、同居はするカップルもいれば、今回のケースのように、家も別々が希望という場合もあるので、ご自宅が近所で会いやすい距離ということもプラス。そしてそれと同じくらい大切なのは、男性の熱意あるアプローチです。

事実婚を希望している男性で、交際が進展しないとお悩みの方は、好意が女性に伝わっておらず、信頼関係を上手く作れていないケースが多いです。一緒にいて今いち盛り上がらない、つまらないデートを数回繰り返すと、女性は「何を考えているのかよく分からず、距離感が縮まらない」という感想になります。このようなお付き合いでは、事実婚での成婚退会はまとまりません。

女性が喜ぶデートや「あなたのパートナーになりたい」という熱意を女性に感じていただくこと。ただお互いの希望をすり合わせようとすることに偏りすぎたお付き合いになってしまわないように、意識してみましょう。事実婚・通い婚というライフスタイルが異なるだけで、成婚退会までのプロセスは一緒です。

法律婚の結びつきがない以上、事実婚カップルには、お互いに、程よい緊張感を持ち続けること、普通の成婚退会カップルよりも、パートナーシップを維持していくための強い信頼関係がずっと必要なんです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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