東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。
今回ご紹介するのは、埼玉県にお住まいの58歳女性・A様です。2026年3月にご入会され、活動期間は約8か月。お相手は63歳男性・K様でした。
実はお二人、一度交際終了をした後、約半年を経て「復縁」されたカップルでもあります。
本ブログでも、こうした復縁からのご成婚事例はたびたびご紹介していますが、復縁にはうまくいくケースと、そうでないケースがあります。
中には、ご本人が復縁を希望されても、「その理由では、お相手に受け入れていただける可能性は低い」と判断し、先方へのお申し出を見送ることもあります。
大切なのは、なぜ交際終了に至ったのか。そして、その原因が今は解消されているのかということです。
単に「やっぱりあの人がよかった」と思うだけでは、仮に復縁できても、また同じことを繰り返してしまうかもしれません。今回のA様のご成婚は、そうした意味でも、とても印象に残るものでした。
◆女性:A様(58歳/埼玉県県在住)
・再婚死別子供あり(別居)
・会社員
・高卒
◆男性:K様(63歳/東京都在住)
・初婚
・クリエーター・マスコミ系職種
・大卒
58歳女性ご成婚アンケート

① ご入会のきっかけ・選んだ理由
ユー チューブを見て、いいなと思いました。
② 入会前の自分にアドバイスできるなら、どんな言葉をかけたい?
あきらめないでねと言ってあげたいです。
③ パートナーとお見合いの時の第一印象を教えてください。
私の話を楽しそうに聞いてくださって、笑顔がいいなと。
④ 成婚したお相手と「他の人と違う」と感じたポイントは?
色々と誤解をしたり、いやだなと思ったりしたのですが、ご縁が続いた所です。
⑤ アドバイザーからどんなサポートを受けましたか?
自分で自分のきげんをとる事を教えてもらった事は私にとって大事な事でした。
⑥ 婚活中に意識していた自分なりの工夫は?
相手に気持ちを伝える時や、いいにくい事を言う時は、なるべくかわいく伝えるようにした。
⑦ 活動中のお悩みや苦労したこと
思った事が相手に言えなかったり、自分の中でモヤモヤしてしまった事です。
⑧ どのように解決・乗り越えましたか?
立花さんにちゃんと伝える様にとアドバイスを頂き、少しずつ言えるようになりました。
⑨ 残念なエピソード・びっくりした相手
自分が言った事が誤解されてしまった事です。そんなつもりでなくてもちゃんと伝えないとだめだと反省しました。
⑩ 活動中にくじけそうになった時、どうやってモチベーションを保っていた?
おいしいものやお酒を飲んで気持ちをかえました。
⑪ 成婚に至った今、結婚相談所を利用してよかったと感じる瞬間は?
日常生活で出会えない人と(結婚したいと思っている)出会える事や、困った時に相談出来る事です。
私は決める事が苦手なので、一人だったら結婚までいかないと思いました。本当にありがとうございました。
仲人より活動を振り返って
婚活力よりも、「結婚力」を育てることが大切だった
見た目も話し方も、一つひとつの所作も初々しく、かわいらしいA様。その反面、自分の思っていることをなかなか言えなかったり、不満があっても我慢してしまう内気なタイプで、一人でモヤモヤ考え込んでしまう癖がありました。
実は、A様の婚活で一番の課題だったのは、ここでした。
お相手に嫌われたくない、わがままだと思われたくない、相手を困らせたくない。そういう気持ちから、自分の言いたいことを飲み込んでしまう女性は少なくありません。しかし、本人は我慢しているつもりでも、お相手からすれば、
「何で元気がないんだろう?」
「自分が何かしたのかな?」
と、理由がわからず困惑してしまいます。
そして、言えなかった不満は消えるわけではなく、自分の中にどんどんたまっていくんですね。これでは、誰と結婚しても同じことが起きてしまいます。結婚生活は、毎日の積み重ねです。言いにくいことや不満があっても、正しく、柔らかく伝えて、二人で話し合える関係を作っていかなければなりません。
そこでA様には、婚活をうまく進めるためのテクニックよりも、結婚生活を円満に送るためのコミュニケーションを意識していただきました。
特にお伝えしていたのは、「自分の機嫌は自分でとること」と「言いにくいことも、かわいく伝えること」です。
かわいく伝えるというのは、何も男性に媚びるという意味ではありません。自分の気持ちはきちんと伝えながら、相手が受け取りやすい言葉や正しい言い方を選ぶということです。
不満をため込んで、ある日突然爆発させるのでもなく、黙り込んで相手に察してもらおうとするのでもない。自分の気持ちを自分で整理して、相手に伝える。これは婚活だけでなく、結婚生活を続けていく上でも、とても大切なことです。A様もご自身の思考の癖を理解し、少しずつ変えていこうと努力されていました。
破局から復縁へ
実は、K様との交際終了した背景にも、A様のこうした性格が影響していました。K様は、我が強くて自分の意見を押し通すような男性ではない、と言う上で、それでもA様は、言いたいことがあっても遠慮や申し訳なさから自分の気持ちを伝えられず、一人でモヤモヤを抱えてしまっていたのです。
例えば、お酒を飲むデートで、A様は「おかわり」も言えない、そんな些細なことでも自分の気持ちを伝えられないタイプでもありました。
そして、一度は交際終了という選択になりました。ただ、交際終了から時間が経ち、A様もご自身のことを振り返る中で、気持ちに変化が生まれました。
「やっぱり、もう一度K様と向き合いたい」
そう思えるようになったのです。
私が今回の復縁で大切だったと思うのは、単にお相手への未練が残っていたということではなく、A様ご自身が交際終了に至った原因を理解し、以前とは違う向き合い方をしようとしていたことです。
もちろん、復縁はお相手にも気持ちがなければ成立しませんし、誰にでもおすすめできるものではありません。でも、一度うまくいかなかったからといって、そのご縁が必ずしも間違っていたとは限らないんですね。
復縁後も、お二人が思うように会えない時期があり、決して順風満帆な交際ではありませんでした。それでも、以前のように一人で抱え込むのではなく、少しずつ自分の気持ちを言葉にする努力を重ねながら、ご成婚に至りました。
アンケートの「色々と誤解をしたり、いやだなと思ったりしたのですが、ご縁が続いた所です」という回答も、そんなお二人の歩みをよく表していると思います。
お見合いデータ
A様のお見合い人数は12名。そのうち6名の方と仮交際になりました。また、ご自身からのお申し込みでお見合いが成立したお相手は7名です。
お見合いから仮交際に進んだ割合は50%。ご自身からのお申し込みでも積極的にご縁をつないでいらっしゃいました。
最後に
結婚相談所の婚活はゴールは、成婚退会です。でも、私共は、成婚退会後も末永く夫婦が仲良く年を重ねることをゴールに考えています。
婚活では、どうしても、
「どうすれば選ばれるか」
「どうすれば交際が続くか」
ということに意識が向きがちです。もちろん、それも大切です。
相手に合わせて我慢することと、相手を思いやることは違います。また、自分の気持ちを伝えることと、わがままを言うことも違います。
A様は今回の婚活を通して、お相手との向き合い方だけでなく、ご自身の気持ちとの付き合い方も学ばれたのではないでしょうか。婚活力を磨くことも大切ですが、結婚してから幸せに暮らすための「結婚力」を育てることも、同じくらい大切です。
一度は離れたご縁が、こうして再びつながったことを本当にうれしく思います。
A様、K様、このたびはご成婚おめでとうございます。
これからも、お互いの気持ちを上手に伝え合いながら、笑顔の絶えないご夫婦になってくださいね。
末永くお幸せに!










