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お断り前提のお見合い『消化お見合い』について

こんにちは、銀座の結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今日のタイトル、「消化お見合いって何?」と思われた方も多いでしょう。私共、ブライダルゼルムでは、お断りが前提のお見合いのことをそのように呼んでおります。

少なからず、結婚相談所の婚活では、消化お見合いをしなければならない状況に直面する…ということを今回はお話したいと思います。

そもそも『消化お見合い』とは?

「消化試合」という言葉からご説明していきます。

1.優勝チーム決定後も行われる試合である。主にプロ野球で見られる。(他のスポーツだと試合がなくなる場合があるため。)

2.転じて、重要なことが終わった後の物事。例「テストは終わってるし今日の授業は消化試合みたいなもんだ。」

3.また、無気力な様。例「なんだその消化試合みたいな態度は」

https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B6%88%E5%8C%96%E8%A9%A6%E5%90%88

つまり、『消化お見合い』とは、「ほとんど決まりかけの縁談がある・もしくは心に決めた人がすでにいて、お断り前提のお見合い」という意味です。

どういう状況で消化お見合いは起きる?

◆例1:本命候補と既に出会ってしまった場合

例えば、本命候補のお相手と交際が成立したものの、同時期に申し込みをしたお見合いが立て続けに決まってしまい、本命候補とデートする傍ら、お見合いをこなしていかなければならなくなった時です。

当然、優先順位は本命候補の方が高くなる筈です。しかしながら、本命候補ともこの先うまく進展していけるかの確証もありません。他の方とお見合いをすることで、かえって本命候補のの良さが分かったり、新たにいいお相手と出会うかもしれません。お見合い婚活ではこれはお互い様で、本交際に入っていない以上、二股・三股をかけていると気にする必要もありません。

◆例2:本交際寸前・成婚退会寸前の相手が既にいる場合

お見合い予定の延期が続き、予定していたタイミングより随分と先延ばしでのお見合いとなってしまったりで、その間に既に別の方とのご縁があり、うまくいきそうな場合も、お断り前提でお見合いすることもしばしばございます。

お見合いはキャンセルすると、違約金も発生してしまいます。お見合い相手の結婚相談所のご担当者にもご迷惑をおかけしてしまうことを気にされて、お見合いへ出向く方もいらっしゃいます。

消化お見合いの際に気を付けるべきNGなケース

もし、ご自分が、消化お見合いをすることになってしまった際に、気を付けていただきたいNG例をご紹介していきます。

◆お断り前提のお見合いだとバラす

「実は私、もう成婚退会するんです」

「本当はキャンセルすべきか迷ったけれど、せっかくなのでお見合いはしにきた」

などと、わざわざお見合い相手に正直に話してしまうのは、あまりにも配慮のない発言ではないでしょうか。実際に、消化お見合いを『された側』から「こんなことを言われた」とお怒りの報告を受けることもありました。お見合いするために出かけているわけですから、当然です。

だったらお見合いに来なきゃいいじゃない!時間の無駄!不快です。

たとえ消化お見合いでも、お見合い相手に失礼のないように、わざわざご自分のために時間を作っていただいて申し訳ないと内心恐縮して、お互いに気分良くお見合いを終えることだけを考えていただきたいです。

消化お見合いをせずキャンセルする方もいらっしゃいます

男性の場合は、消化お見合いは少ない印象です。心に決めた女性に悪いという思いと、お見合いしていただく方に申し訳ないという理由から、違約金を払ってでもキャンセルしたいとお申し出おただくことも多いです。その方が、お見合い料+お茶代を支払うよりも、違約金処理してしまった方が、正直なところ安上がりではあります。

消化お見合いする立場になってしまった場合は、担当婚活アドバイザーにご相談していることをおすすめいたします。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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