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【シニアの婚活事情】事実婚希望でお見合い~理由や注意点など

こんにちは、東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

「結婚はしないでいいけど、誰かと一緒にいたい」こんな思いから入籍をせず『事実婚』を希望されるシニアも増えています。特に死別経験のある女性は、遺族年金や持ち家もあり経済的な心配もない方が多いため、50代の方でも事実婚希望の方は珍しくありません。

今回のテーマは、『事実婚希望の熟年・シニアの方向けの記事』です。そもそも事実婚とは何なのか?入籍をしないので結婚相談所で相手を探す意味があるのか?事実婚する上で気を付けることなどをご紹介いたします。

事実婚を希望するシニアの方の思い

  • 年齢的に早く相手を探したい
  • 今は、未入籍・事実婚希望でも結婚相談所で相手探しができる時代と聞いた。でも、結婚相談所でお金を出してまで…と思ってしまう
  • でも、お見合いパーティーでは、『お茶飲み友達』という感じでライトすぎる。真剣にパートナーを探している人と出会いたい
  • 通い婚や週末婚でも良い。旅行などを楽しめる相手が欲しい
  • 「この年齢で、結婚相談所で相手探しをするなんて、お金の無駄じゃない?難しいでしょう。だからパーティーしかない

現在、結婚相談所ブライダルゼルムでお見合いサービスをご利用中の60代・70代の会員様方から、ご入会前によく伺っていたお声です。きっと、真剣な出会いを求めていらっしゃる中高年・熟年・シニア世代の方の多くは、同じお気持ちなはずです。

そもそも、事実婚というのは『内縁関係』です。お互いに結婚の意思があり、実質的には夫婦だけれども、婚姻届けを提出せず共同生活をしている関係のことを指します。結婚の意思がなく、ただ同棲しているのとは違い、夫婦でいるのと変わらない感覚や生活をしています。

なぜ「事実婚希望」なのか

中高年・熟年シニア世代で、事実婚を希望される方は、ほとんど相続問題が理由です。相続で身内が再婚に反対していたり、入籍できない何らかの事情があります。事実婚のメリット・デメリットについては、検索すると分かりやすく書いてあるサイトが沢山出てきます。

参考サイト:事実婚のメリット・デメリットとは?手続き方法も

結婚相談所おいては、事実婚希望でお相手探しをしているシニアは、男女共に、苗字が変わったり、戸籍が変わったりの諸々の手続きが面倒くさい。というのが本音です。また、再婚して苗字が変わることに抵抗感を感じる方も多いです。亡き夫・妻の身内や友人に知られたくないという思いがあったり、後ろめたい気持ちになってしまうからという声もございます。

シニアが事実婚で気を付けたいこと

中高年・熟年シニア世代が事実婚をする場合に気を付けたいのはパートナーに『万が一のことがあった時』。病院で、家族の同意が必要な措置をとらなければならない場合に、事実婚ですと、同意が認められないという心配もあります。こういった場合でもきちんと対処できるように、事前に話し合いをして取り決めをしておきましょう。

通い婚や週末婚を希望する方の事情

私がこれまでに婚活をサポートしてきた高齢者の方は、パートナーと同居すらも希望せず、通い婚や週末婚を希望なさる方もいらっしゃいました。ほとんどの方が持ち家があり、『子供に家を残したい』『子供夫婦と同居している』というようなご状況の方々です。

ただし、通い婚や週末婚も一緒に暮らせない事情のある方以外は、最初だけです。結婚相談所を成婚退会した後、最初のうちは通い婚や週末婚でも、だんだんと行き来するのが面倒になってきます。家賃を払うのを無駄に感じたり、お二人とも持ち家がある方同士でしたら、持ち家を貸したり、売ったり、あるいは、お互いの家はそのままで、賃貸マンションを借りたり、最終的には同居するように自然となっていくものです。

どのような方が早く成婚退会する?

30・40代の登録会員数よりは当然劣ります。そもそもの会員数の分母が多くない中で、スムーズにパートナーが見つかるのはどんな方でしょうか。男女問わず、「事実婚でも入籍でも相手に合わせられる」というような柔軟性のある方ですと、どんなニーズでも応えられやすいので、お相手探しの間口は広くなります。

逆に、「この年齢で初婚は嫌」と婚歴にこだわったり、女性は特に「大卒じゃないと嫌」と男性の学歴を重視したりすると、それだけ選択肢が狭まってしまいます。60・70代は、条件にはこだわらず、居心地やお人柄重視でお相手探しをされると、早く良いご縁が望めます。

パートナーと長続きする事実婚をするために

ただ、一言で「事実婚希望」といっても、出会いパーティーで出会った『お茶飲み友達』感覚のカップルと、結婚相談所で出会ったカップルでは、その後のパートナーシップの在り方がずいぶん違う、と感じます。お茶飲み友達と事実婚は、関係性は似ていても違うものなので、女性は“都合の良い女”になってしまわないように、注意が必要です。

参考過去記事:『お茶のみ友達=未入籍パートナー』に関する中高年男女の感覚の違い

せっかく出会えても長続きしないようでは、またお相手探しのやり直しです。60・70代こそ、時間と労力が無駄になってしまわないようにお相手探しをしないといけません。結婚相談所で出会ったシニア世代のカップルは、入籍をせずとも夫婦同然でその後もお二人寄り添って生活をなさっています。真面目にお相手を探している方同時が安心できる形で、結婚相談所を介して出会ったからではないでしょうか。

ご年齢的に、お見合いができないのでは…と不安な方はお試しできるトライアルコースもございます。トライアルコースについては、こちらに詳細を掲載しています↓

過去記事:「結婚したい・再婚したいのに結婚相談所に入る勇気がない

60・70代のシニアの方で、カウンセリングをご希望の方はお気軽にお問合せください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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