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子供と同居中で当分結婚できないご事情の方~入籍や同居時期は将来決める『猶予婚』がおすすめ

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

ブライダルゼルムのシニア出会いパーティーにご参加いただくお客様には、お客様カルテなるものをご記入いただいています。内容は、ご結婚希望か・お相手に重視することをチェック項目から選んでいただくなど、簡単なアンケートです。

カルテの内容を見ていると、40代・50代の女性のお客様に、「結婚は当分考えていない」にチェックをしている方がたまにいらっしゃいます。(まだまだお若いのにどうしてだろう)と直接ご本人にお話を聞いてみると、

子供がまだ学生なので、卒業するまでは結婚は考えていないんです。お相手が負担に感じちゃうだろうし、難しいなって思って。

このようにご回答される女性様が多かったです。ただ、将来的には再婚はしたいというお気持ちで、婚活自体もタイミングを見てしたいと前向きに検討されているご様子。

今回は、

  • 子供が高校生・大学生で、子育てが一区切りするまでは再婚は難しいと考えている方
  • 子供と同居中で、身軽じゃない状態で婚活することに不安がある方

男女共に、このような気持ちの方向けの記事です。ご年代的には、40代・50代前半の方が多いのではないでしょうか。

独り暮らしの48歳女性の事例

大学生のお子様がいらっしゃり、卒業まであと2年。学費などは元夫と協力し合っているので、金銭的な心配はないとのことでした。

同居しているわけでもなく、今ご自身がお住まいのエリアは、いわゆる地元で、本音はせっかく離婚したのだから、引っ越して、仕事も変えて、新生活を始めたいお気持ちでいらっしゃいました。

「じゃあ、入籍だけ子供が大学を卒業後という希望があるだけで、パートナーができたら一緒に生活ができないわけでもないんですね?」

さらに掘り下げていくと、入籍についても問題なく、単純に子供が学生なので、お相手男性が学費など負担しなきゃいけなくなるんじゃないか思われそうと、と決め込んでしまっているだけでした。

「そういった諸事情は、事前にプロフィールに記載しておけば良いんですよ。」

諸々お話をうかがってみたら、実際は、2年以上子供が大学を卒業するまで身動きがとれないというわけでもなかったのです。

同世代で、「2,3年ほど入籍は余裕を持って考えたい」という同じ条件で婚活中の方や、ご成婚退会されて、現在は婚約状態でお付き合いをしているカップルをご紹介したところ、そういうお相手を結婚相談所で探しても良いこと自体に驚いていらっしゃいました。

真剣に再婚を考えられる相手を見つけるという感覚で、入籍や同居時期は二人で決めていけばいいとは考えていませんでした!私みたいなタイミングが合わない状態では結婚相談所に登録しても難しいと考えてたので・・・

結婚相談所を成婚退会したら、すぐ結婚準備に入るのが一般的な流れです。でもシニア世代は、ライフスタイルも様々なので、入籍しない事実婚の相手や将来的に結婚を考えられる相手探しをしたい方も多いんですよ

たしかに・・・シニア世代は私みたいに身軽じゃない人も多いですよね。そういうのもアリだと知って安心しました

私は『猶予婚』と勝手に名付けているのですが、この40~50代の世代はご家庭の事情で再婚に慎重な方も多いため、急いで入籍を進めようとはせず、将来的に入籍・同居をすることを考えて婚活される方も沢山いらっしゃいます。

今からパートナーを見つけて、身軽になったタイミングを目途に入籍と、それを目標にご結婚準備を進めていくのも、このご年代の再婚の進め方としては理想的ではないでしょうか。

身軽じゃないからこそ結婚相談所で

結婚相談所で活動しておられる方の中には、同居家族がいて結婚相談所で婚活されるシニアの方も男女問わず珍しくありません。その場合も、お子様がいつ独立予定かすでに分かっている場合は、プロフィールに記載したり、またすでに成人して働いているお子様と同居中の方も、再婚のタイミングで別居をする予定など、プロフィールの作りこみ方も大切です。

同じようなお気持ちの方はぜひご相談ください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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