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【7つのケース】シニア世代がお見合い後の真剣交際を終了する原因・理由

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。

結婚相談所で出会って真剣交際に進んだカップルは、約8割が成婚退会して、残りの2割は残念ながら交際終了に至ります。(交際ステータスを『真剣交際』にせず、仮交際から成婚退会となるケースもあります)。

では、50代・60代のシニア世代のカップルが、真剣交際まで進んだのに別れてしまう、断られてしまう原因・理由はどんな事が多いでしょうか。どんな失望があり、交際終了に至ってしまうのか、今回はそちらについて解説していきます。

現在、真剣交際中の方は、ゴールも間近だと気を抜かず、無事にご成婚できるように、最後まで読み進めていただけますと幸いです。

【シニア婚活】真剣交際を終了する理由

① 許容できない新事実が発覚した

例えば、持病について。50代や60代ともなると、どこかしら何かしらの健康問題を抱えていたり、持病がある方もいらっしゃいます。

どのような問題でも、お相手やご自身が対処しきれない事実が分かった時、交際終了となってしまうでしょう。他にお子様や兄弟に障害や健康不安がある場合や、宗教問題についても同様です。何が許容できるか/できないかの感覚にも個人差がありますので、「一概に〇〇だからNG」、という事でもありません。

◆ 60代男性(初婚)のケース

交際相手の同居中の子供(30代男性)がうつ病になってしまった事例をご紹介します。鬱で仕事に行けない息子の生活まで面倒を見なきゃいけなくなるのでは・・・と、子供がいない男性ゆえ、色々な心配してしまい、取り越し苦労かもしれない不安要素であっても、リスクを避けるために交際終了になってしまいました。

② 仮交際の時には見えなかった一面が見えた

二人の距離感が縮まるにつれて、色々な事に慣れてくる時期でもあります。仮交際の時は、お互いに良い面を見せようと気を遣っていた部分もあったはずです。例えば、ちょっとした拍子に冷たい一面を見た・怒りっぽい性格だと感じた・ネガティブな言葉が多いなど、性格的な部分で垣間見えた違和感を感じた時です。

◆「私以外の人に横柄」交際終了した50代女性のケース

自分には優しいけれど、店員やタクシーの運転手など、他者に対する振舞いが上から目線で嫌だった事が理由で、交際終了になってしまった事例があります。「今はいいけど、私もそのうちこういう扱いをされるのではないか」このように感じてしまったようです。

③ 経済的不安

真剣交際に入って、結婚へむけてのすり合わせをしていく中で、思ったより男性に預貯金がなかった場合や、女性のお金を男性があてにしている部分が垣間見えて、破局してしまうケースもあります。

結婚相談所のプロフィールには、男性の年収は書いてあっても、預貯金まで記載してある男性は殆どいません。高収入でも蓋を開けてみたら・・・なんて事も往々にしてあるものです。

◆「恋人ならいいけど、結婚相手としては不安」50代女性のケース

プロフィールはハイスペックで、デートも素敵な場所へ連れて行ってくれる、高級志向な男性に惹かれ、真剣交際に進んだものの、預貯金が殆どなく賃貸生活に不安を感じたことが理由で破局になってしまいました。

④ 決断力がない

そもそも決断力がない人は、真剣交際まで進まない人のほうが多いですが、結婚相談所側のサポートもあって、なんとか真剣交際まで進んだものの、交際期間のタイムリミットが近づくにつれて「やっぱり無理」と覚悟が決められない人もいます。

⑤ 男性の自宅問題

シニア世代の婚活では、男性に持ち家がある場合、女性が住めるかどうかが前提になります。真剣交際前に男性の自宅を女性がチェックしにいくのも、住まいの問題をクリアしてから、真剣交際に進みたいと考える女性が多いからです。

ですが、中には真剣交際に進んでから、男性の自宅を見に行く女性もいて、それで「ここで生活は無理」と交際終了に至るケースもあります。

交際相手を招くのに、全く片付けされておらず、さんざんな散らかりようで幻滅した。家がボロすぎて、掃除しても住めない。不便すぎるなど、お家問題がクリアされない場合は、ほぼ100%破談になります。

⑥ 【事実婚希望カップル】距離を乗り越えられなかった

入籍をしない、当面は一緒に生活もしないカップルは、家や資産など、法律婚希望で普通に婚活しているカップルが乗り越えるべきハードルはありません。しかし、出会ったばかりの頃は、気持ちが盛り上がっていても、お互いの自宅が遠すぎると、やはりデートするのも一苦労です。

事実婚カップルは、やはり会いやすい距離感でないと、継続していく事が難しくなります。

⑦ 【事実婚希望カップル】事実婚の認識のズレ

事実婚と一言でいっても、入籍をしないだけで、一緒に暮らす/暮らさないであったり、希望にも個人差があります。

一緒に生活した場合、入籍はせずとも気持ちの上では夫婦なので、女性は生活費をもらうことを想定していても、男性はフィフティフィフティで対等に考えている場合もあります。

あるいは、週末婚のような関係でも、女性が一般的な金額の生活費をもらえると一方的に思っていたり、事実婚カップルといえど、成婚退会後のおおまかなお金の流れは話し合っておいたほうが良いです。

まとめ

結婚相談所で出会い、真剣交際に至ったのに交際終了になってしまったシニア世代のカップルの破局の理由について解説しました。

予め、こういった事例を理解しておけば、気を付けるべきことや話し合っておいたおうが良いことも、自然と見えてくると思いますので、ぜひご参考に、成婚退会へ進めますと幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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