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【60代70代】モテたい!モテない!出会いたい!婚活パーティから交際へ進展できないシニア男性の失敗例

こんにちは、銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。

お見合いパーティーの後、カップルになったお客様から報告のお電話をいただきました。

いやぁ~今回もダメだったよ~

あら~せっかくカップリングしたのに残念です~・・・なんでダメになっちゃったんです?

彼女は結婚希望だったんだよ~

えっ?〇〇さんも結婚希望じゃないんですか?なにか結婚できない事情があるんでしたっけ?

そりゃね、いい人だったら、僕も結婚してもいいと思ってるよ。でもそんなの実際付き合ってみないと分からないじゃない?

とのことでした。実は、こういったもったいない事例で、進展しないケースはとても多いのです!どんな点で私が「もったいない」と感じたかお分かりでしょうか。

「付き合ってみないと分からない」婚活ではタブーな言葉

  • 真剣度が高く縁があれば結婚を・・・と思っている多くの女性からしてみたら、「付き合ってみないと分からない」という男性の発言は、遊び人のように感じてしまいます。=「体の相性も試してみないと、分からない」と同義に考えて勘違いされてしまう可能性が高いです。
  • 女性側、「婚活目的」=すぐにでも入籍したいと早とちりしてしまった点
  • お相手の女性も、彼はきっと結婚希望じゃないと判断した。

お互いに「いい人がいれば結婚したい」という目的は同じで、せっかくカップルになれたのに、『結婚に対する熱量』や『タイミング』が合わないと誤解してしまいました。

カップルは、この2つが揃ってこそ、結婚を前提にお付き合いを深めていけるものです。

お互い「いい人がいれば結婚希望」だったのに…

では、今回のケースはどうすればよかったでしょうか。

男性も、結婚願望はあることをやんわりとアピールして、普通にデートすればよかった筈です。

仮に、女性側が結婚希望じゃなかったとしても「いい人がいてご縁があれば、いずれは結婚も・・・」と的なことを、建前として一応言っておこうとする女性もいらっしゃると思います。

婚活パーティーでは、1人1人まわってくる男性に、婚活目的じゃない理由を説明する持ち時間もありませんし、結婚希望じゃないということを話したら、ひょっとしたら遊び目的の男性も近づいてくるかもしれません。

女性としてそれは避けたいでしょうから、「結婚願望がある」とアピールした方が良い筈です。

今回の男性のケース、私なりに女性側のお気持ちをお伝えしたら、「あぁ~!そうかそうだよねぇたしかに…」とおっしゃっていました。

お見合いパーティーでモテない!というシニア男性は

結婚相談所では、男性の長所やイチオシなポイントを事前に見ることができます。女性が「お見合いしてみたいな」と思えるような、魅力的なプロフィールを作るのも私共、婚活アドバイザーのお仕事です。

しかしながら、お見合いパーティーでは、短い時間の中で、ご自分自身で自分のいいところをお相手にアピールしなきゃいけません。

自慢たらしくなく、いやみではなく、貧乏くさくなく、ポジティブな自己アピールができているかが大切です。

婚活パーティーでの失敗①モテない男性は自己アピールが下手!

いつもお見合いパーティーでカップルになれない・カップルになってもその場かぎりで終わってしまう男性は、女性の印象がアップするような、うまい言葉の使い方ができず、お相手に誤解されてしまうパターンが多いです。同じ内容でも、言い方1つで相手の受け取り方は全然違ってくるものです。その事例をご紹介していきます

例:定年後、アルバイトもしくは年金生活の男性、お仕事を聞かれた場合

◎モテるタイプ:「定年退職して、時間的にも余裕ができたので、誰かいい人と出会いがあればなぁ~って」「定年退職して、まだまだ元気だしアルバイトもしています。」

あとは定年前にどんな仕事をしていたかプラスする。(←女性が知りたいのはこの部分です)

☓モテないタイプ:「なーんもしてない。無職で暇」

ご本人は冗談のつもりで「クビになったから今は何もしてない」「生活保護もらってる~」と言って、女性が引いている所も見かけたことがあります。

例:わりと遠くからわざわざ銀座のお見合いパーティーへ参加している男性の場合

(※例えば水戸・群馬・・那須あたり、もしくはもっと遠く)

絶対に会話の中で、プロフィールカードの住所の項目を見て、女性に「わぁ~遠くから来てるんですね~!」と言われます。

◎お見合いパーティーでモテるタイプ:「遠い!って思わいきや、電車で1本だし近いから月2,3回は都内に出かけることが多いんです~」

☓モテないタイプ:「電車で1本だよ」→これ以上会話が広がりません。

婚活パーティーでの失敗②自分のことを話さず、お相手を質問攻めしてしまう

「どこ住んでるの?」「結婚は?」「なんで結婚しなかったの?」「子供はいるの?」「親は元気なの?」「仕事は何してるの?」

お見合いパーティーの最初のファーストトークでは、10名前後の女性に、一人ずつ自己紹介をしていきます。同じ会話を何度も繰り返す事になるので、やはり疲れてきますし、初参加の方は特に、何がなんだか、誰がどれだか???状態です。

質問攻めして、答えるだけの時間は印象に残りづらいです。何か1つ質問をして答えをもらったら、そこから話題を膨らませていくイメージで、質問攻めは避けましょう。

婚活パーティーでの失敗③自分の話したいことだけ、自分語りして、お相手との会話をしない

おしゃべりが好きな男性に多いです。独り暮らしで、普段、人と話すことに飢えている寂しい男性は、おしゃべりすること自体が新鮮で楽しくなってしまいます。

自分の話したいことだけ話すのではなく、会話のキャッチボールをして、楽しくお話し合えるように心がけましょう。

婚活パーティーでの失敗④常連の慣れてる感じが出てる

ほとんどの女性のご参加者の皆様は、多少なりとも緊張していますし、勇気を出してお見合いパーティーに参加しています。

ですので、女性のお客様は、パーティー会場全体を観察しています。男性のご参加者で、常連ぽい感じ、慣れてる様子をわりと敏感に察知します。

ここで女性が見たくないのは【こなれ感】。ファッションでは、「頑張っておしゃれしてきました」感を出さず、簡単に着こなしている様子を【こなれ感】と言い、今当たり前のように使ってるワードですね。

しかしながら、お見合いパーティーでこなれ感を出すことは、NGです。「あぁこの人はただお見合いパーティーに遊びにきてるだけなのね」と思われてしまいます。

【ちょっとお見合いパーティーに、緊張してどきどきしている風】で新鮮なリアクションをとること。これが、男性の綺麗売りです。

「立花さん、電話だと親しいのに、会うとそっけないじゃん」と男性のお客様にたまに言われますがわざとです!!!私が親しげだったら、それだけでもう常連臭がしちゃいますし、一応気を遣っているんですよ(笑)

シニア婚活、女性の求めているものは「安心感」

お見合いパーティーは、どんな人がくるか分からなかったり、お相手に対して、警戒している部分は少なからずあるので、安心感がある男性はモテます。

その安心感というのは、経済的な部分も大きいです。ですので、ぶっきらぼうに「定年して無職」だけではアピールが弱い伝え方になってしまいます。

女性から、「なんか・・・年金生活のばっかりでがっかりしちゃったわ」というご感想を言われることがあります。ですが、60代を過ぎると、男性のほとんどは年金生活者で、元国家公務員も、元大手企業勤務でも、プロフィール上は同じような書かれ方になります。

シニア世代で婚活をなさっている女性も、男性の表面だけじゃなく、60代以降はその裏側を見ないと、いい出会いも見逃してしまいます。

私の会員様同士で、結婚相談所をご成婚退会されたカップルも、「この2人がパーティーで出会ってもこうならなかっただろうな」と思うことが多いです。だから、早くパートナー探したいという60代の方は、結婚相談所を選択する方も本当に増えています。

シニア世代の婚活は、お金も時間も、先行投資した方がコスパが良いのは間違いありません。

その他、身だしなみなど、こちらの記事もご参考になさってください。

シニア世代お見合いパーティー攻略法~身だしなみや振る舞いなど

【シニア婚活】男性は低姿勢でスマートに~威張らない・ケチらない・エロさを出さない

結婚相談所ブライダルゼルムでは、料金が都度払いで参加可能な出会いパーティー以外に、お見合いサービスでのお相手探しをご提案しています。

現実的な条件が、若い世代より気になる、中高年・熟年シニア世代こそ、結婚相談所でのお相手探しが幸せの近道ですし、この世代はパートナーを探すことに時間をかけてはいられません。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり17年。シニア世代の婚活を中心に様々な情報を本ブログにて発信中。昨今はシニア婚活有識者として、様々なメディアでも話題。『現代ビジネス』田原総一朗氏との誌上対談、女流作家中村うさぎ氏との対談のほか、女性紙でのコラム執筆など、メディア取材履歴はこちら

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